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カテゴリ:社会
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盛り上がるフィットネス産業 ~シニアが席巻するクラブと24Hセルフ型ジムからの逆襲~ フィットネス産業の成長が止まらない。2016年は施設数が4946軒、市場規模が4473億円でともに過去最高を記録した。2017年の集計はこれからだが、更新が確実視されている状況である。
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ライトレールの行方 ~公共交通・都市計画行政・人の移住のドラマ~ 栃木県宇都宮市の「宇都宮ライトレール」の工事の始まりが早ければ来月に迫った。今からちょうど3年前の2014年12月2日に「まち・ひと・しごと創生法」が施行されて以来、地方都市のコンパクトシティ化が正式...
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「時間市場創出」というアプローチ ~地域づくりと産業振興を橋渡しするものとしての~ 今、社会の動きの大前提として、消費喚起がある。そのためのアプローチは様々あり得るだろうが、今まで消費に使っていなかった時間帯(例えば深夜)に市場を創出するという発想で注目されているのが「ナイトタイムエ...
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インシュアテックの現在と未来 ~IT化時代の自動車保険に関わる考察~ テレビや新聞で盛んに使われるようになった新語「フィンテック(FinTech)」。IT技術を利用した新しい金融ビジネスを指す言葉である。フィンテックの保険版として「インシュアテック(InsurTech)...
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太陽光発電のソーシャルコモンズ ~売電型から自家消費型への潮目~ 7月の初旬も終りかけた9日日曜日。TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』で気象予報士が話した今年の関東の長期気温予報に、耳を疑った人は多かったに違いない。予報士いわく、「今年関東は9月いっぱい最高気温が...
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プログラミングで何を変える? ~2020年・教育改革と「プログラミング的思考」~ 小学生や中学生に対するプログラミング教育の重要性が叫ばれている。経済産業省の発表によると、2020年に36.9万人、2030年には78.9万人のIT人材が不足するとの予測だ。日本の産業界の発展を考える...
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「定年起業」の今 ~iDeCoと小規模企業共済の間~ 今年1月5日、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の加入資格が拡大された。これまでは自営業者あるいは勤務先に企業年金がない会社員しか加入できなかったが、勤務先の企業年金の有無に関わらず、また公務...
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働き方改革でいかに働くか ~労働価値の再評価と就労観の再構築を~ 先月24日、「プレミアムフライデー」の第1回が施行された。「毎月最終金曜日は午後3時に仕事を切り上げ、普段と違う過ごし方をしよう」という趣旨で始まった官民連携の取り組みだ。何をして過ごしたか、次回今月...
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地方創生の要となるか 新エネルギー発電、見参! ~風・水力発電を中心に~ 2020年4月に発送電が分離することが動かせない事実になり、昨2016年4月には電力小売りが自由化された。また、昨年は高速増殖炉もんじゅの廃炉が決まり、他、各地の原発の現状を見ても、原子力発電は実質的...
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伊東乾の「知の品格」 vol.3 学位の品位はどこに(1) 『知性の品格』を考えるうえで、最近残念に思っていることがあります。またしてもSTAP細胞に関連する問題なのですが、その中でもほとんどのマスコミ・報道機関が触れず、意識すらしていない「学位
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伊東乾の「知の品格」 vol.2 STAP騒動と大人の知性(その2) (前回からの続き) 「思いやりの原理」 どんな問題でも、対岸の火事と思って見ている間は本当に親身な検討などできません。バイオテクノロジーや基礎医
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伊東乾の「知の品格」 vol.1 STAP騒動と大人の知性 日本とドイツを拠点に活動する作曲家・指揮者の伊東乾氏。音楽家をはじめとする欧米の一流文化人と深く親交し、一般向けにも多数の著作を持つ同氏が、日本の「知」の閉塞状況に警鐘を鳴らす連載コラム