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カテゴリ:コラム
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月刊ブックレビュー vol.83 『内側から見た「AI大国」中国 アメリカとの技術覇権争いの最前線』 良い意味で、読んでいる間ずっと、漫画を読むときと同じ没入感がありました。ベースが朝日新聞や『GLOBE+』に書き溜まった記事なので、新聞記事らしく、「考察は最小限に、事実をもって語らしめる」文章の姿勢...
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月刊ブックレビュー vol.82 『小飼弾の超訳「お金」理論』 「はじめに」の巻頭第一言にダグラス・アダムスのSF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』が引用されていて、「おぉっ!?」となりました。そして読み終えた今、古典的な思想書だなぁ、という印象を感じています。
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月刊ブックレビュー vol.81 『ESGはやわかり』 まったくの偶然ですが、昨年の3月も日経文庫の本を取り上げていたことに気付きました(vol.69『サブスクリプション経営』)。せっかくなので読み返して、気付いた共通点が1つ。ブームにのって煽るような書き...
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月刊ブックレビュー vol.80 『6つの力を養い、理想の働き方を叶えるトレーニング』 なるほど、なるほど。こういう本ですね。テーマ買いのジャケ買いで選びましたが、これはこれでいいと思います。実際に書かれた内容をやれば効果はあるからです。唯物論の良さ、唯物論的思考の健康さはこういうところ...
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月刊ブックレビュー vol.79 『オペレーショントランスフォーメーション ニューノーマル「変革」する経営戦略』 年末に旧友二人と会っていて、年明け正月休みは何日までか、という話になりました。Web 関係やイベントプロモーションの総合制作会社に勤務する一人は、「今年後半結構土日出勤したからなぁ。代休使って18日ま...
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月刊ブックレビュー vol.78 『建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル』 「業界ガイド本」あるいは「業界展望図書」とジャンル分けしたらよいでしょうか。vol.73で『未来イノベーションに投資しよう』(野村證券投資情報部編)を評した感覚からは、建設業界限定の「投資判断用参考書...
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月刊ブックレビュー vol.77 『景気回復こそが国守り 脱中国、消費税減税で日本再興』 本書はネットテレビ局「林原チャンネル」で放送中の『田村秀男の経済ひとりがたり』を書籍化した本。「語り」が基調なので読みやすい、わかりやすい一冊になっています。「経済には馴染みがないんだよなぁ」という人...
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月刊ブックレビュー vol.76 『社長、会社を継がせますか? 廃業しますか? 誰も教えてくれなかったM&A、借金、後継者問題解決の極意書』 評者がよくお仕事をご一緒させていただく経営コンサルタント氏は、「中小企業は2023年にえらいことになる」と警鐘を鳴らしています。2020年現在、新型コロナ禍対応の支援策として、政策金融公庫や商工中金が...
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月刊ブックレビュー vol.75 『探究型読書』 今月の本は何にしようかと思って書店に入り、平積みされていた表紙が目に飛び込んできて「おおっ!?」と思い、ほとんど迷わず値段も見ず、決めた本。なにせ著者が、あの「千夜千冊」の松岡正剛氏を所長にあおぐ編集...
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月刊ブックレビュー vol.74『コロナが加速する格差消費 分断される階層の真実』 「自分もついに三浦展に手を出した」と思いながら読んだ本。「三浦展読者」とカテゴライズされる一群がマーケティング的に見込めるものかどうか、評者は知りませんが、なんとなくそういうふうになっている、されてい...
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月刊ブックレビュー vol.73 『未来イノベーションに投資しよう』 「はじめに」にこうあります。「本書では、個人投資家および投資に興味がある潜在的な投資家を対象読者として想定しています。ただし、テクノロジーやイノベーションの未来について考えることはこれからの社会の行方...
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月刊ブックレビュー vol.72 『日本人とインド人』 今まで読んだなかで「これは本気で役立った!」と思う本の一冊に、台湾出身の作家、邱永漢氏が書いた『中国人と日本人』(中公文庫)があります。中国人の民族性、文化、物の考え方を知るうえではもはや現代の古典と...
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月刊ブックレビュー vol.71 『トラックドライバーにも言わせて』 前書きに「事故発生当時、本書の執筆はすでに佳境に入っていたのだが、~~急遽盛り込むことにした。」とあるところから察するに、今年1月から3月にかけての「楽天市場」をめぐる騒動――出店者に送料無料を強制し...
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月刊ブックレビュー vol.70『5Gの衝撃』 5Gについての本はとにかくたくさんありますが、日々情報が刷新されるジャンルなので新しい本がいいだろうと思ったことと、別の原稿でKDDI総合研究所の知見に信頼を持ったので、著者の略歴も見て――同じ名前の...
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月刊ブックレビュー vol.69 『サブスクリプション経営』 一読、サブスクリプションについての本でありつつ、経営全般に通じる本。このことは逆に言えば、これからの――定常経済下の――ビジネスにおいてはすべからく一定割合でサブスクモデルを取り入れなければ、経営的に...
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月刊ブックレビュー vol.68 『アジア経済とは何か 躍進のダイナミズムと日本の活路』 小欄では久々のド直球正統派ビジネス書。読み終えた今、中途で入って去年正社員雇用を勝ち取ったばかりの商社勤務の友人に、猛烈に勧めたい気がしています。現在の彼女の担当地域はたぶん西アジアとかアラブのほうで...
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月刊ブックレビュー vol.67 『部下の心が折れる前に読む本「社員がやめない会社」をつくる5つのステップ』 とにかくわかりやすい本。スラスラ読めます。どこにも難しい箇所はありません。書いてあるそのままに読んでいけば、現在企業に勤めて働く人たちのメンタルヘルスの問題とそれへの対策を理解できます。そう思いながら...
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月刊ブックレビュー vol.66『Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』 本書を読むのと前後して、フェイスブックで友だちになってくださっている方の投稿で「卓越主義」という言葉を知りました。恥ずかしながらそれまで出くわさなかった言葉なので、文脈も込みで知るより先に辞書で調べて...
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月刊ブックレビュー vol.65 『正しい「未来予測」のための武器になる数学アタマのつくり方』 まずは前回vol.64で引用したテキストの再引用から始めさせてください。本書第1章「“お金の流れ”を正しく理解する「会計アタマ」のつくり方」の内容が、まさに対応しているからです。
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月刊ブックレビュー vol.64 『税のタブー』 最初書店の店頭でパラパラと中身を見て、著者の年齢と職業に似合わないちょっとふざけたような口調がちょこちょこ挟まる文体に“狙った”滑稽味のいやらしさを感じ、そのときは棚に戻したものの、やはり気になって一...