トラック輸送関係の業界誌出身!?
それ初めて知ったよ!
『物流ニッポン』は私も知っている。確か、トラック輸送関連の業界誌としてはかなりの大手だ。いやー、たまげたねぇ。ビックリした。「灯台下暗し」とはこのことだ。
というのは、ものすご~く余計なお節介なのは承知のうえだけど(笑)、それを聞いた瞬間、私の中で、「学さんをあの代表理事に引き合わせたい」と閃いたんだよね。だって、前歴がそれなら、彼のこれからのキャリア――当面はフリーランスで頑張るそうだ――にとっても、きっと良く作用するだろうと思うから。
繰り返すけど、あくまで私の勝手なお節介だ。実際に引き合わせが叶うかどうかはまだわからない。だけど、新しい展開が生まれるときの出会いなんてのは大体、こういう思い付きがベースだ。年度初めにふさわしい“明るいお節介”のつもりで、いろいろ聞いてみようかなと思っています。
農機具店が旅館業「ふじ乃や」をオープン!
小売業と違う装置産業の強みとは
グローランド社は今春から「ふじ乃や」という名前で旅館業に進出することになって、今月頭に私が個別支援で行ったときは、オープン前だから試験的に泊まってみてほしいということで物件の1つに泊まらせていただいた。田辺扇ヶ浜海水浴場まで徒歩2分という好立地の、築20年~30年くらいの一軒家。鉄筋コンクリート2階建て。それをグローランド社が買い取ってリノベーションして、屋上には贅沢にもジャグジーを付けた。この記事が出る頃にはもう予約を取っているのかな、どうかな。
驚いたのは、買い取ったときのその値段だ。首都圏の情報ばかり見ていたら気付かないけど、今は、地方は不動産の価値が大幅に下がっているんだね。びっくりした。
グローランド社はこれまで、業界人口が減るいっぽうという意味で斜陽産業の一つに数えられる農機具販売の世界で奮闘してきた。自分から動かないとどうにもならないからECも始めたし、需要喚起からプロモーションから何から全部自分たちで仕掛ける必要があった。
それに比べたら旅館業は、ちゃんと構造基準や施設設備基準を満たして営業許可を取りさえすれば、誰でも始められる。初期投資は一定程度かかるが、商品を仕入れては売り、仕入れては売りを延々繰り返さないといけない小売業と違い、旅館業は、ハコがいったんできあがった後は、ブッキングドットコムとか楽天トラベルとかに登録しておけばお客さんはある程度勝手に集まる。維持費さえ出せば後は施設が長期にわたって稼ぎ続けてくれる点で、一種の装置産業だ。
だから、社長いわく、すごく楽なんだってね。精神面でも体力面でも。私も家業のほうではカメラを仕入れては売り、仕入れては売りを続けているから、よくわかる。気持ちの余裕が違ってくるんだよね。装置産業を一つ持っておくとね。
良い意味で素人でも進出できるようになった今
その変化を後押しした要因とは
ネット経由で誰もが簡単に情報にアクセスできるようになった。あるサービスが普及する際に、提供する側と利用する側の両方が、プラットフォームサービスを介してお互いの情報に辿り着けるようになった。知りたいことを探すのにプロの手を借りなくてよくなった。これは大きな変化だ。
昔は急に旅館業をやろうと思っても無理だったよ。「集客はどうする? 宣伝は? 予約対応は? 決済システムはどのベンダーのを入れたらいい? 誰か教えてくれ~!」となるのが相場だった。客側も、どの宿が自分の好みに合うか、予約をどう取るか、交通手段は何がいいかといったことは、旅行代理店に行って相談するしかなかった。
今は違う。予約プラットフォームが集客も宣伝もしてくれる。決済もプラットフォーム上で完結だ。当日のアクセスも、客の側でナビアプリの精度が上がり、今は紙の地図なしで音声ガイドだけで現地まで最適ルートで行ける。所要時間も正確だからスケジューリングだって自分でできる。また、そのほうが旅としておもしろいという方向に、客側の受け取り方が変わっている。それらがあいまって、一言でいえば、その道の素人でもビジネスが務まるようになっている。
もちろん、ビジネスはいつの時代も、“仕掛ける側”に立つことができるならそれが一番おもしろい。今ならプラットフォームのサービサーがそれだ。だけど、それは上位数%の起業家の世界であってね。それ以外の大勢の人は、彼らが出すサービスを上手く利用して儲ける側に回ればいいんだよ。それで充分おもしろいビジネスができるから。
勝手に家の駐車場でビジネスを始めていた娘
その商魂たくましさに自分の血を感じた
というのは、私たち夫婦と娘の三人で住んでいる家の駐車場は車が3台置けるようになっているんだが、今は車は2台だから、一枠余っている。それを娘が「アキッパ」とかいう駐車場検索アプリに勝手に登録して、利用代金の振込先口座も勝手に自分の銀行口座を指定して、いつの間にか小遣い稼ぎを始めていたんだよね。私が出張から帰ると、知らない車が停まってるから、「何だこれ? 娘の友達でも遊びに来ているのかな?」と思っていたけど、まさかそういうことになっていたとは・・・。さすがは我が娘と言うべきか、大した商人の嗅覚だ(笑)。
学さんはこれからどんな商売をしていくだろうか。広告、出版、旅館業、etc・・・。何でもいいから、自分がおもしろいと思えるビジネスに、どんどん挑戦したらいいと思う。応援しています。
日時:2026年5月14日(木)14:00〜18:00
会場:新潟県新潟市西蒲区甲2548-3バルズビル3階
参加費:1名1万1000円(税込)
事務局:おぐま経営研究所
問い合せ:090-1533-0908(担当:小熊憲之)
申し込み:oguma.style@gmail.com
■とやま勝人塾 5月開催
日時:2026年5月20日(水)14:00〜18:00
会場:富山県滑川市常盤町滑川SCエール2階会議室
参加費:1名1万1000円(税込)懇親会別途
事務局:滑川ショッピングセンター
問い合せ:076-475-8500(担当:高木久斗)
申し込み:https://hotaruika.org/inquiry/
■第27回サトカメ栃木MG 5月開催
日時:2026年5月27日(水)-28日(木)
会場:サトーカメラ宇都宮本店2階
参加費:1名3万3000円(税込)3.5期は別途
事務局:サトーカメラ法人販売課
問い合せ:080-3358-8983(担当:野沢定久)
申し込み:https://forms.gle/w1xXb8NoKrJdH9id8
■佐藤勝人講演&セミナー依頼はコチラ
講演家歴28年、商工会議所200会議所にて講師登壇、
業界団体講演、記念講演等々累計2000登壇の実績
お問い合せ:contact@jspl.co.jp
vol.114 担当編集者さんの退職の報にビックリ! 彼のこれからにエールを送りたくなった話
(2026.422)
著者プロフィール
佐藤 勝人 Katsuhito Sato
サトーカメラ代表取締役副会長/日本販売促進研究所.商業経営コンサルタント/想道美留(上海)有限公司チーフコンサルタント/作新学院大学客員教授/宇都宮メディア.アーツ専門学校特別講師/商業経営者育成「勝人塾」塾長
経 歴
栃木県宇都宮市生まれ。1988年、23歳で家業のカメラ店を地域密着型のカメラ写真専門店に業態転換し社員ゼロから兄弟でスタート。「想い出をキレイに一生残すために」という企業理念のもと、栃木県エリアに絞り込み専門分野に集中特化することで独自の経営スタイルを確立しながら自身4度目となるビジネスモデルの変革に挑戦中。栃木県民のカメラ・レンズ年間消費量を全国平均の3倍以上に押し上げ圧倒的1位を獲得(総務省調べ)。2015年キヤノン中国と業務提携しサトーカメラ宇都宮本店をモデルにしたアジア№1の上海ショールームを開設。中国のカメラ業界のコンサルティングにも携わっている。また商業経営コンサルタントとしても全国15ヶ所で経営者育成塾「勝人塾」を主宰。実務家歴39年目にして商業経営コンサルタント歴22年目と二足の草鞋を履き続ける実践的育成法で唯一無二の指導者となる。年商1000万〜1兆円企業と支援先は広がり、規模・業態・業種・業界を問わず、あらゆる企業から評価を得ている。最新刊に「地域密着店がリアル×ネットで全国繁盛店になる方法」(同文館出版)がある。Youtube公式チャンネル「サトーカメラch」「佐藤勝人」でも情報発信中。
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