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ニューノーマル時代に選ばれる! 周りと差がつくオンライン・ビジネスマナー 第2回 相手が“聴く姿勢”に変わる、オンライン環境の整え方

コラム ニューノーマル時代に選ばれる! 周りと差がつくオンライン・ビジネスマナー 第2回 相手が“聴く姿勢”に変わる、オンライン環境の整え方 ニューノーマル時代に選ばれる! 周りと差がつくオンライン・ビジネスマナー RICCA 代表 朝倉みや子

コラム
RICCA(リッカ)代表の朝倉みや子氏が読んですぐ実践できる、オンラインマナーの秘訣を伝授する連載の第2回目。今回は「相手が“聴く姿勢”に変わる、オンライン環境の整え方」です!
 
 

“印象の差”に外的要因が絡むリモートワーク

 
2020年から続くコロナ禍によって、生活様式や働き方は大きく変わりました。それらを総称しニューノーマル時代と呼ばれています。
 
これまではビジネスシーンと言えば直接顔を合わせることが当たり前でしたが、今は一度の会議をするにしても、テレビ会議が主流となった企業も少なくありません。直接お会いするのであれば“あなたという人間”は頭の先からつま先まで、全身を通し、直接お会いできているからこそ伝わる感情や人柄、趣味といった情報が、総合的に組み合わさり、“あなたの印象”として他者に意識づけられていました。
 
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オンライン用の環境を整えて、好印象を与えよう
一方、リモートワークですと“あなたという人間”は画面のスペースと画面から伝わる声だけで印象づけられてしまいます。リモートワークは手軽に利用できるので便利な反面、通信に頼っているため、どうしてもビジネスシーン上の“印象の差”に本人の要因だけでない「オンライン」という外的要因が絡んできます。
 
リモートワークが当たり前になった今だからこそ、人と差が付くオンライン・ビジネスマナーを身につけるべく、今回はビジネスシーンで相手が“聴く姿勢にがらりと変わる”オンライン環境の整え方をお伝えしてまいります。
 
 

1.家の中でオンライン背景に適している場所選びのポイント

 
リモートワークでは、ご自宅でネットをつないで会議に参加する方も多いと思います。その際には場所選びも大きなポイントです。また、社外の方との打ち合わせの場合は対面の時と同様、社内での打ち合わせ以上に注意する必要があります。

オフィスの中においても、社外のお客様のご来社時にはきれいな応接室にご案内しますよね。あなたのオンライン背景はまさに「応接室」そのもの。ですから、あなたの背景が打ち合わせ環境を決めると言っても良いでしょう。さらに、オンライン背景の“明るさ”や“色合い”にも気を配ることができると上級者です。
 
自宅の中で、テレビ会議時の定番スペースを決められている方も多いと思います。その中で、窓際にスペースを決められている方は天候によって明るさが変わることにも気を付けなければいけません。晴天時の窓際は明るそうに感じますが、画面を通すと逆光となり暗くなってしまうこともあります。窓際にリモートワークスペースを設置されている方は、テレビ会議前に内部カメラのテストをされるのがおすすめです。
 
また、応接室の多くは壁が白いですよね。そしてフォーマルなシーンでは白いワイシャツが好まれることから、ビジネスシーンで清潔感・信頼感を感じていただくには“白”が基調になります。
 
そのため、白を中心に明るい色合いが背景にあると、話し手の印象も明るくなります。万一ソファーやカーテンの前にリモートスペースを設けられていて、その家具の色が黒やグレー、濃紺など暗めの色の場合は、画面に映った時の配分が多くなりすぎないよう配慮が必要です。
 
 

2.画面越しの相手の集中力を高める!
背景の工夫ポイント

 
人は誰かと話している時に、周囲の環境が賑やかだとどうしても集中力が途切れがちです。例えば、ホテルのラウンジなどで商談をされる際も、優秀な営業担当の方は自分が壁側に座り、なるべくお客様の集中力が切れないように注意します。
 
オンラインで背景に映るアイテムも、やはり絵画や時計、置物、女性であれば花など背景がうるさくならないよう、「3つ以内」がお相手の方に聴く姿勢を持っていただきやすいと感じます。社外の方との打ち合わせなどフォーマルな場であればあるほど少ないほうが良いでしょう。
 
万一、自宅以外の場所(大勢の方が集まるカフェやラウンジなど)からリモート会議に参加される際も、なるべく自分が壁側に座り、通行人の方が画面に映りこまないための配慮が大切です。行き交う通行人の方が画面に映りこむことは、対面の場合応接室のドアが開けっぱなしで常に廊下で人が行き交っていると同じ、とイメージいただけるとわかりやすいと思います。
 
 

3.照明の明るさ=清潔感
ライトや自然光を上手に利用する方法

 
リモートワークにおいては、画面上の照明の明るさは清潔感につながります。もし照明の関係で画面に映るあなたの姿が暗く映ってしまうと、実際はそうでないにしてもあなたの印象は残念ながら明るい印象には映りません。
 
これまでリモートワークをされていて、「もっと画面に映る印象を明るくしたい」と思われる方は、ぜひライトの活用や外部カメラを使用することをおすすめいたします。
 
ライトは乳白色や蛍光灯のような色合いなど、調節が可能なタイプであればさらに使いやすいです。人物がクリアに映ると知的な印象にもつながります。照明の明るさで、ご自身の印象もセルフブランディングが可能です。
 
 

4.Wifi 環境の悪さはそのまま印象の悪さにつながる
Wifi 環境の準備は徹底する

 
自宅からリモートワークをする場合、一番の懸念点はWifi環境の準備が万全であるかどうかではないでしょうか。特に緊急事態宣言中の時には都市部のマンションではリモートワークの方が密集していたため、Wifiが途切れがちになった・・・という声も聞きました。Wifi環境が良くないことは決してあなたのせいではなくても「準備を怠っていたあなたの責任」になってしまいます。
 
ですから、高速で混雑に強いルーターを選んだり、万一電波が遅くなってしまった時のために代理のWifiもあらかじめ用意しておいたりなど、「もしもの時のリスクヘッジ」を用意するのも新しいビジネスマナーです。
 
 

5.自分のブランディングに適したバーチャル背景の選び方

 
冒頭で「オンライン背景は応接室と同じです」とお伝えいたしました。あなたのオンライン背景、私物が広がっていませんでしょうか。特に、
 
・生活アイテム(ヘアスプレー、除菌スプレーなど)が映り込んでいないか
・本棚が映っている場合、きちんと整理されているか           
 
――など、生活感が出るものが映っていないかどうかは気を配らなければいけません。
 
生活感があまりに出ている背景ですと、オフィスの机が散らかっている印象を持たれる恐れもあります。また、あまりにもビジネスシーンとはかけ離れたリゾートなどがバーチャル背景になっている場合は、それもお相手にとっては違和感を与えてしまいます。
 
いかがでしたでしょうか。

リモートワークという新しい働き方だからこそ、相手にぐっと“聴く姿勢”になっていただくために対面時よりも一層気をつけるポイントが出てくるものです。
 
今回は外部環境を整えることで好印象を与えるポイントをお伝えしました。次回はオンラインならではのセルフブランディングについてお伝えしてまいります。どうぞお楽しみに!
 
ニューノーマル時代に選ばれる! 周りと差がつくオンライン・ビジネスマナー
第2回 相手が“聴く姿勢”に変わる、オンライン環境の整え方
 (2022.1.12)

 プロフィール  

朝倉 みや子 Asakura Miyako

RICCA 代表

 経 歴  

1982年生まれ。静岡県出身。新卒でシャネルにファッションアドバイザーとして入社。三井物産に転職後、10年以上秘書を務め、2018年にマナー講師として起業。ブラッシュアップスクールRICCAが評判となる。2020年よりブランディングプロデュース事業を開始。いち早くオンライン化を取り入れ、コロナ禍で売り上げが落ち込んだクライアントをV字回復に導くなど成果を出す。オンラインマナーに特化したコラムを執筆。2022年に「印象美」をテーマに著書を出版予定。2児の母。

■RICCA公式サイト 

https://ricca-academy.com

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