最近の研究によると、腸内環境が整っていると、三大神経伝達物質の1つであり、心の安定などにも関与することから“ハッピーホルモン”と言われている「セロトニン」の分泌が活発になると言われています。なので、ストレスに負けないためには、腸内に善玉菌を増やすのも1つの手です。和食に欠かせない味噌や糠漬けの他、キムチ、ヨーグルトなど、乳酸菌をたっぷりと含む発酵食品はぜひ、積極的にとりたいところ。バナナなんかは、乳酸菌のエサになるオリゴ糖が豊富なので、朝食やデザート、間食などに加えてみては？
 
さらに、寒い季節は体が芯から冷えてしまい、1年を通して冷えやすい体になってしまうことも！　体が冷えると免疫力が低下し、様々な体のトラブルをまねきかねないので、十分に気を付けないといけません。冷えを防ぐには、体の中から温めるべく、温かいものを意識的に食べること。例えば、ランチで野菜のメニューを考える際も、秋冬は体を冷やすサラダより、野菜がたっぷり入ったミネストローネやお味噌汁といった温かい汁物を一品選ぶとか。最近は駅にスープの専門店もありますし、コンビニでもインスタントやレンジで加熱するタイプのスープがたくさん出ていますね。スープご飯などを選べば、消化にも優しいし温まります。豚肉と野菜がたっぷり入ってバランス抜群な豚汁とおにぎり、トウガラシに含まれるカプサイシンの脂肪燃焼＆発汗効果で体が温まるキムチチゲ定食なら、発酵食品もしっかりとれて、腸内環境にもいいので一石二鳥です！
 
11月に入ればますます寒くなるので、風邪に負けないよう、心と体を万全に整えて、お仕事頑張ってくださいね。ちょっと風邪気味かな？　なんていうときは、水分補給にビタミン豊富なレモンと殺菌効果が高く免疫力を高めてくれる蜂蜜が入ったホットレモネードがおすすめ。体も温まるし、リラックスもできますよ。ペットボトル入りのものもたくさん見かけますし、休憩時のドリンクにチョイスしてみてくださいね。
 
次回はいよいよ最終回。年末の仕事収めと忘年会ラッシュを乗り切る勝負ランチを提案しますね。では、また来月お会いしましょう！