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スポーツ 建山義紀の「ココだけの話」 vol.1 こんにちは、建山です! 建山義紀の「ココだけの話」 テキサス・レンジャーズ投手

スポーツ

建山義紀の ココだけの話

 

暑すぎるテキサスでの一日

 
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 話は変わりますが、その日を生きると言って思い出したのが 「ヨシさんはどんな一日をおくっているんですか?」 という質問。これをよく受けるので、答えてみたいと思います。ここだけの話やで(笑)。
 
 ホームスタジアムでのゲーム、そして遠征など、いろんな条件で一日を過ごしていますけど、やることは変わりません。次のゲームにアジャストするための調整を常に行っていくということだけですね。若く見られがちな僕ですが、なんだかんだ言って37歳ですからね、毎日同じコンディションでは投げられないわけです(笑)。
 毎日投げ込んだら体も疲れますし、どうやって次のピークを次の登板に合わせていくか。そのための調整を続けている感じですかね、身体を動かすにしてもオフをとるにしても。
 
 だけど、のんびりオフをとるにはテキサスは暑すぎるな(笑)。 5月で30度超えの暑さって日本じゃ考えられへん! 時期によっては寒気と暖気がまじりあうこともあって、天候の崩れや竜巻なんかもおこりますけど、基本は暑い。でもこの前、メジャー初登板をした日には大粒の雹が降りましてね。車のボンネットとかボコボコになってて、「エライことになってるなー」とビックリしました。僕に雹が直撃せんでホンマによかった(笑)。
 
 

上原クンのこと

 
 そうそう、とりあえず一応、上原のことも書いておこうかな。あいつも自分のコラムで少し僕のことを書いてくれたみたいですからね。これも、ここだけの話やで、ホンマ!
 
 上原と僕は、高校時代から同じ野球部で過ごして、ほかに元ラグビー日本代表の大畑大介もまあ腐れ縁の一人なんですわ。3人、プロのアスリートとして頑張ってきたので、認め合っていることは確か。恥ずかしいから、そんなん面と向かってよう言わへんけどね(笑)。
 
 そんな上原が、メジャーでも同じチームにいるというのは不思議です。でも、当の本人たちは、感慨深さとかそういうのは普段表に出しません(毎日出してたら気持ち悪いやろ?)。ブルペンでときどき話をしたりもしますが、まあ野球の話ばかり。「あの選手はすごいスイングするな」とかね。同じ野球人として、意見交換したり情報交換したり。高校のときのような軽いノリでの話もしますけど、お互いに大人になったもんやなあ。
 
 とここまで書いておいてナンだけど、やっぱり恥ずかしいわ(笑)。
 連載1回目であまりぶっちゃけすぎると恥ずかしくて次の回のハードルが上がるから、もっとディープな話はまた今度でよろしくね。
 
 
 
ではまた次回!
 
 

 執筆者プロフィール 

建山義紀 Yoshinori Tateyama

テキサス・レンジャーズ投手

 経 歴 

1975年、大阪府出身。中学時代からボーイズリーグにて野球を始め、現在のピッチングを支えるサイドスローを確立。東海大仰星高校ではエースとして君臨。1998年にドラフト2位で北海道日本ハムファイターズに入団すると、ルーキーイヤーの1999年にいきなり先発ローテーションへ定着。2002年から2004年にかけてセットアッパーとしての才覚を表すと、リーグ最多の13ホールドを記録し、最優秀中継ぎ投手を獲得。その後、先発・リリーフともに計算できる投手としてチームに貢献した。2010年に海外FA権を行使してのメジャー挑戦を表明、テキサス・レンジャーズとの契約を勝ち取った。サイドスローから繰り出す角度のある速球と、ダルビッシュ有選手をして 「球界最上」 と言わしめたスライダーが武器。

 ツイッター 

http://twitter.com/tatetatetateyan

 
 
 
 

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