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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 
昔から格闘技観戦も趣味の一つだったという関根さん。現在、K-1の解説を務めている関根さんにその思いを聞いた。
 
 

昔憧れていた場所にいる

 
条件がそろえば格闘家になりたかったくらい、僕は格闘技が大好きなんです。体が小さくて、運動神経がさほど良くなくて、関節が硬いのであきらめたんですけどね(笑)。僕が初めてテレビに映ったのは、実は『ぎんざNOW!』ではなくて、キックボクサーの沢村忠さんの試合を観戦している姿なんですよ。
 
学生の頃から何度も試合を観戦しに行っていました。それを見ていた日本空手道連盟 正道会館の石井和義館長が、「ぜひリングアナウンサーをやってほしい」と声をかけてくれまして。僕が40歳のときでしたね。その後、K-1の解説も務めさせていただくようになって、本当に嬉しかったです。
 
意識しているのは、わきまえること。僕はあくまで自身で格闘技をやったことのない素人ですから、技術的なことはわかりません。そういったことは、横に座っている元キックボクサーの魔裟斗さんにうかがうんです。「こういったときはどういう心境なんですか」と話を振ることが僕の仕事だと思っています。あとは、視聴者のみなさんと同じように「すごいなあ」「強いなあ!」と歓声を上げる(笑)。
 
僕は学生時代、寺内大吉さんという方がキックボクシングの解説をしているのを見て、「ああ、素敵な仕事だな」と思っていたんです。今、その場に自分が立てているのかと思うと心から嬉しいですね。僕が芸能界に入ったときと同じように、意図しないところで人生は変わるもの。今後もそれを楽しんでいけたら良いなと思います。
 
 
(インタビュー・文 中野夢菜/写真 Nori/ヘアメイク 岩井マミ/スタイリスト 高野いせこ)
 
 
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関根勤(せきね つとむ)
1953年生まれ 東京都出身
 
21歳のときにバラエティ番組『ぎんざNOW!』の「しろうとコメディアン道場」で5週勝ち抜き、芸能界デビューを果たす。その後、同番組にレギュラー出演したほか、『カックラキン大放送!!』や『欽ちゃんのどこまでやるの!?』などの人気番組に出演。『森田一義アワー 笑っていいとも!』では、全レギュラーの中で司会を務めるタモリ氏を除いた、歴代最長の29年間出演した。1989年には劇団「カンコンキンシアター」を立ち上げ、テレビ以外にも活動の幅を広げている。
 
 
 
(取材:2021年4月)

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