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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 

テレビが大好きだからこそ
視聴者の気持ちに寄り添える

 
多岐にわたるモノマネのレパートリーを持ち、お笑いタレントとして活躍するほか、格闘技の解説やゴルフイベントのパーソナリティなど、垣根を超えて活動をしている関根勤さん。「テレビは魔法の箱」と語る関根さんからは、仕事を楽しむ様子がひしひしと伝わってくる。インタビューでは、関根さんが芸能界に入るきっかけからじっくりとうかがった。
 
 

趣味でやっていたものが仕事になった

 
僕は『ぎんざNOW!』という番組がきっかけでこの世界に入りました。「しろうとコメディアン道場」というコーナーがあり、アマチュアの人が2分ほどのお笑いを披露するんです。大体、3組くらいですかね。その中からチャンピオンを決めるんです。僕はどうしても一度テレビに出てみたくて、大学3年生のときにオーディションに応募しました。
 
そのオーディションで、それまでにつくったお笑いのネタを全部披露したんです。45分くらいかかりましたね(笑)。それを見たプロデューサーの方が、「こいつはたくさんネタがあるし、何週かに分けて勝ち抜き戦にしよう」とそれまでのルールを変更しまして。そうして5週勝ち抜いて優勝したんですよ。
 
浅井企画という、僕が今所属している事務所の浅井社長が、「しろうとコメディアン道場」の審査員の一人でして。番組の収録が終わった後にスカウトされたんです。でも、僕はテレビに出てみたかっただけで、お笑い芸人になるつもりはなかったんですよ。あくまで趣味の範疇でしたから。プロとしてやっていく自信はないと伝えても、「大丈夫だ、コント55号を育てた浅井が保証する」と言うんです。その言葉で調子に乗って、そのままこの世界に入ってしまいました(笑)。
 
僕には下積み時代がないんですよ。「しろうとコメディアン道場」で5週勝ち抜いて、その翌週からは『ぎんざNOW!』のレギュラーになっていましたから。つい先日までただの大学生だった素人が、せんだみつおさんのアシスタントになったんですよ。当時のテレビ業界は思い切ったことをしますよね(笑)。
 
素人がいきなりテレビに出ても通用しないというのはわかっていたのですが、実際にそれを体験すると結構きついものがありましたよ。それまでテレビを通して見てきた方々と実際にお会いして、緊張でまったく実力を発揮できませんでした。スタッフさんが全員僕より年上だったことも、緊張の一つの要因でしたね。当時僕は21歳で、明石家さんまさんがまだ19歳で下積みをしている時代です。周囲に同年代の芸人さんがいなかったんですよ。
 
 
 
 
 

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