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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

個別療育で個性を伸ばす 児童発達支援施設の運営
toko-toko青木島教室/株式会社703 代表 水澤郁弥

 
プロフィール 長野県出身。長年にわたり療育に携わってきたパートナーの活動に共感し、完全個別の療育に挑戦することを決意。2025年4月に児童発達支援および放課後等デイサービス事業を行うtoko-toko青木島教室を立ち上げた。現在は、子ども一人ひとりに寄り添う完全個別療育をコンセプトとしたサービスを提供し、地域に住む子どもたちや保護者が安心できる社会の実現を目指して取り組んでいる。
 
 
 
長野県長野市で株式会社703(ナオミ)が運営する児童発達支援施設「toko-toko(トコトコ)青木島教室」。まったく異なる業界から療育・発達支援の分野に飛び込んだという水澤郁弥代表は、集団療育ではなく一人ひとりの性格や特徴に合わせた個別療育に力を入れている。地元である長野市の地域活性化を目指すとともに、子どもたちが楽しく自分らしく成長できるよう支援したいと語る水澤代表に、荻原次晴氏が仕事にかける熱い思いを聞いた。
 
 
 

幼少期からスキーや登山などに慣れ親しむ

 
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インタビュアー 荻原次晴 (スポーツキャスター)
荻原 長野県長野市にて児童発達支援・放課後等デイサービスを行うtoko-toko青木島教室さん。水澤代表はスポーツがお好きだとうかがいました。
 
水澤 はい。子どもの頃からスキーを長くやっていたので、今日はスキーノルディック複合で活躍された荻原さんにお会いできて光栄です! 
 
荻原 水澤代表もスキー好きですか! なんだか嬉しいですね(笑)。
 
水澤 ほかにもバスケやテニス、登山にキャンプなどアウトドアも大好きでして(笑)。先日は、一泊二日で白峰三山である北岳、農鳥岳、間ノ岳を登りました。荻原さんの日本100名山を踏破する「次晴登山部」の活動もいつも楽しみに拝見しています。最近では、青木湖や野尻湖でSUPやウェイクボードなども楽しんでいるんです。
 
荻原 球技に登山にマリンスポーツとは! かなり多趣味ですね(笑)。長野市は便利で良い街で、私も好きです。長野五輪の白馬村をはじめ、山に湖と、アクティビティが楽しめるさまざまな場所に近く、どこでも1時間ほどで行けますし。 
 
水澤 そうなんです。私も大好きな街で、何か仕事をするなら地元の長野市が良いと思いまして。それにしても荻原さん、長野市に詳しいですね。
 
荻原 実は長く住んでいたんです。双子の兄である健司が現職の市長を務めていることもあって、私にとっても馴染み深い街なんです。そもそも、多趣味な水澤代表がどのようなきっかけで療育や福祉の業界へ進まれたのかとても気になります!