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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

挑戦と成長の体操教室で
技の先に見える喜びを

 

体操の灯を絶やさないために

 
名高 150名の生徒さんに対し、スタッフさんは何名おられるのでしょう?
 
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坂間 私を含め7名の指導者が在籍しており、ほぼ家族ぐるみです(笑)。息子や娘たちとその家族がスタッフとして頑張ってくれています。
 
名高 素敵だなぁ。ご家族同士だと団結力が強いでしょうし、意志の疎通もスムーズにいきそうです。
 
坂間 合宿では、長男の妻が食事の用意をしてくれましてね。家族一丸となって、この体操教室を盛り上げています。
 
名高 ちなみに合宿は、こちらの体育館で行うのですか?
 
坂間 ええ、この体育館で寝泊まりもします。私もみなさんと川の字になって寝て、朝から晩まで集中的に練習しているんですよ。お互いに濃密な時間が過ごせるので、合宿を経験した子は、その後の成長度が目覚ましいんです。
 
名高 合宿、楽しそうだなぁ。あらゆる方面から、ご家族で支え合っているんですね。
 
坂間 本当に心強いです。これまで私が頑張ってこられたのも、生徒さんや保護者の方々、スタッフがいてくれたからこそ。周りの人たちのおかげで、当教室は成り立っています。
 
名高 そんなジムナスティック・フジ・オクダさんから、未来の体操選手が続々と羽ばたいているわけですね。
 
坂間 ただ、体操界の現状は厳しくて・・・。競技人口は減少傾向にあり、中学校の部活動から体操部がなくなるという話もあります。そもそも、ほかのスポーツと比べて体操の普及は難しいとも言われていまして。ゲーム感覚で簡単にできる競技ではないので、間口が狭いんです。
 
名高 でもそれなら、なおさらこちらのような民間の体操教室の存在意義が高まっていくはずですよ。
 
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坂間 私もそう考えています。うまくなりたい、頑張りたいという強い気持ちが、最終的に壁を乗り越えさせる。その力はあらゆる場面で通用すると思うので、体操の灯を消してはいけないと感じています。生徒さんに伝えているのは、「やまない雨はない」ということ。今は辛くても、必ず良くなるから頑張ろう。自分にも言い聞かせてきた言葉を胸に、もうひと踏ん張り頑張っていきます!
 
名高 数々の挑戦と喜びを分かち合い、約半世紀をご指導に捧げられてきた坂間社長。体操競技を通して、多くの子どもたちの成長を見守ってこられました。これからも体育館ジムナスティック・フジ・オクダさんで、一人ひとりの技術力と精神力を育んであげてくださいね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
子どもたちと笑顔で向き合うことです。こちらから笑顔で接すれば、子どもたちもそれに応えて、モチベーションを高めてくれるんですよ。それが仕事の楽しみにつながっています。
(坂間明美)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 有限会社ジムナスティック・フジ・オクダ
■ 本社 〒417-0061 静岡県富士市伝法1059-2
■ 事業内容 体操教室
■ 設立 1998年9月
■ ホームページ https://gf-okuda.com/