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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

挑戦と成長の体操教室で 技の先に見える喜びを
有限会社ジムナスティック・フジ・オクダ 代表取締役 坂間明美

 
プロフィール 中学・高校時代は体操に打ち込み、高校卒業後、子どもたちの体操指導に携わる。1998年9月、現在の体育館を運営する(有)ジムナスティック・フジ・オクダを設立した。家族と共に体操教室を営み、幼児から70代まで幅広い年齢層の利用者を対象に、体操を指導。47年にわたるキャリアを活かしつつ審判資格も取得して専門性を高め、選手の育成にもいっそう注力している。
 
 
 
小さな選手たちの大きな夢を育む、体操教室。有限会社ジムナスティック・フジ・オクダの体育館は、3歳から70代まで多世代が集う場だ。坂間明美代表取締役は、家族と手を携えて半世紀近く体操指導を続けてきた。その方針は、技を身に付けることのおもしろさを感じてもらうこと。一人ひとりの「できた!」という喜びを分かち合いながら、アクロバットの習得など多岐にわたる各自の目標に合わせてレッスンを行っている。
 
 
 

約50年の指導歴と、設備が充実した体育館

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 有限会社ジムナスティック・フジ・オクダさんが運営されている体操教室、ジムナスティック・フジ・オクダさんにお邪魔しています。坂間社長のご経歴から教えていただけますか。
 
坂間 私自身、中学・高校時代は体操に取り組み、高校卒業後、子どもたちへの体操指導を始めました。当初は学校の体育館を借りていたものの、時間や器具の制約により思うような練習ができなかったので、自分たちの体育館をつくろうと思い立ち、ジムナスティック・フジ・オクダを開設したんです。私の指導暦も2025年で47年となりました。
 
名高 約半世紀もかけて体操指導に携わってこられたんですね。ところで、こちらの壁には大きな鏡が張られていてとても印象的です。
 
坂間 この鏡は、体操競技に不可欠なもの。そのほか床や鉄棒、平行棒といった設備をそろえ、上の階では大車輪もできるんですよ。県内で最も充実した器械体操専門教室であると自負しています。
 
名高 トップアスリートの育成環境として申し分なさそうです。どれくらいの方が在籍されているのでしょう?
 
坂間 150名ほどの生徒さんがいて、3歳から70代までの方々が通ってくださっています。