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お菓子なビジネス戦略!
vol.6 日頃の感謝を伝える夏ギフト


半年にわたって、ビジネスシーンで活かせるお菓子を紹介してきた「お菓子なビジネス戦略!」。最終回となる第6回のテーマは、ずばり、お中元です。「この前お年賀をお渡ししたと思ったら、もうそんな時期?」とお思いの方も多いでしょう。しかし、関西と関東では時期に若干差はあるものの、すでに百貨店などでフェアも始まっています。慌ただしいと時間の流れもあっという間ですから、うかうかしていられませんよ。お中元は、お取引先をはじめ、上司など、日ごろお世話になっている方に感謝の気持ちを伝える大切な贈り物。相手との関係性や好み、家族構成などにも配慮して、先方に喜んでもらえるお菓子をチョイスしましょう。
 
 

山吹色のお菓子

 
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パッケージから、“袖の下”感たっぷり!
冗談を言い合えるような、気心の知れた上司に贈るなら、迷わずお勧めしたいのが「山吹色のお菓子」です。時代劇で、「山吹色のお菓子」とは賄賂の隠語。これは、悪代官が菓子箱を開けると、中には小判が――という定番のシーンを見事に再現できる、エッジの効いたお菓子なのです。
 
黒塗りの菓子箱の中には、金色に輝く小判・・・を模した個包装の黒胡麻クリームダックワーズがぎっしり! パッケージの中身まで“ゴマすり用の腹黒いお菓子”とは、なんとも洒落の効いた贈答品です。これだけわかりやすい袖の下なら、もはや後ろめたさなど皆無。「ひとつ、これでよしなに」と差し出せば、話のわかる上司なら「お主も悪よのぅ」と、笑ってくれることでしょう。
 
有料で下心満載のメッセージカードを付けてくれるサービスもあるので、そちらの利用もおすすめ。ただし真面目すぎる上司に贈るには、ご注意ください。
 
山吹色のお菓子
http://www.yamabukiiro.com/
 
 

一心堂の「フルーツ大福」

 
季節のご挨拶、せっかくなら旬のフルーツのおいしさを、ちょっと変わった形でお届けしてみては? 大阪の人気和菓子店のひとつ、一心堂の人気商品は、「フルーツ大福」。柔らかなお餅でフルーツを包んだ、季節感あふれるモダンな和菓子です。
 
旬のフルーツを使うため、時期によって商品のラインナップは様々。お中元を贈る夏場なら、桃やマンゴー、ぶどう、すいかなどが店頭に並びます。一口ほおばれば果汁とお餅、あんが絶妙にマッチし、大人も子どもも夢中になるおいしさです。
 
相手の好みに合わせて単品のフルーツ大福5個入りを組み合わせても、贈答用の「旬菓大福詰合せ」を選んでもいいでしょう。中身のフルーツが描かれた包装も彩り豊かで可愛らしく、受け取った相手の目を楽しませてくれるでしょう。
 
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ジューシーなフルーツ大福。夏は桃やマンゴーなどが登場
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「旬菓大福詰合せ」なら、旬の果実が一度に楽しめる
 
一心堂
http://www.issindo-osaka.com/
 
 
お中元は、感謝の気持ちの品なので、例えば喪中などの事情で年始のご挨拶の品を渡せなかった人にも贈ることができます。せっかくならば、相手のことを思って選んだことが伝わったり、思わず笑顔になるユーモアが盛り込まれていたりすると、今後もいい関係が続くのではないでしょうか。ぜひ、この内容を、お歳暮にも役立ててくださいね。
 
 
(2017.6.9)
 
 
 
 

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