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タグ:社会

  • 月刊ブックレビュー vol.64 『税のタブー』 最初書店の店頭でパラパラと中身を見て、著者の年齢と職業に似合わないちょっとふざけたような口調がちょこちょこ挟まる文体に“狙った”滑稽味のいやらしさを感じ、そのときは棚に戻したものの、やはり気になって一週間後、今月はあれにしようと思って買ってきた本。

  • 乗るかそるか、キャッシュレスポイント還元 ~官製バブル9ヶ月の攻防~ 消費税増税が施行され、景気の冷え込みを緩和する施策が始まっている。小欄は確定申告があった3月に軽減税率について取り上げたが、今回はキャッシュレス決済に対するポイント還元制度、事業名「キャッシュレス・ポイント還元事業」あるいは「キャッシュレス・消費者還元事業」について触れてみたい。

  • ポスト卒FIT時代がやってきた  ~蓄電池、地域マイクログリッド、分散型モデル~ 先月の中旬、例年なら真夏の日差しがギンギンに照りつける頃、日本列島は東北の日本海側と北海道西部をのぞいて、いつ終わるとも知れない長梅雨に見舞われていた。九州から関西はたびたび集中豪雨に襲われ、関東甲信も日照時間が3時間に満たない日が連続20日を超え、1961年の統計開始以来過去最長を記録。新聞には「プール閑散」「野菜高騰」の見出しが並び、多くの人たちが日照不足を嘆いた。

  • 軽減税率は何するものぞ ~確定申告にあわせて考える~ 今年10月から増税が予定されている消費税。同時に始まるのが、飲食料品と新聞に関して税率を現行の8%に据え置く「軽減税率」である。

  • 地域通貨が復活する ~電子化される価値、増える価値~ 大阪市から和歌山県、奈良県へのターミナル駅として知られるJR天王寺・近鉄阿部野橋駅界隈で、10月初日から今月の10日にかけてある社会実験が行われている。近鉄ホールディングスが「あべのハルカス」周辺エリアで実施している電子地域通貨「近鉄ハルカスコイン」の第2回実験である。

  • 京大教授が“切る”現代経済 vol.11 消費者に優しい行動経済学のすすめ 読者の皆さん、こんにちは。京都大学大学院経済学研究科教授の依田高典です。このコラムでは私の専門とする行動経済学—ココロの経済学—の知見をもとに、現代経済の中のちょっぴり気になる話題を取り上げて、その背後に潜む経済メカニズムを、読者の皆さんと一緒に考えてきました。連載も残すところあと2回。第11回目は、行動経済学の知見をどのように消費者保護の政策に活かしていくかについて考えてみたいと思います。

  • 月刊ブックレビュー  vol.38 『人口減少時代の土地問題 「所有者不明化」と相続、空き家、制度のゆくえ』 抑制の利いた、どこにも煽情的要素がない文章で、空恐ろしい事実とその背景への分析が、つづられていく本。読みながら何度も「マジか!?」「どうすんのよ、それ!」と独り言が漏れました。帯には「持ち主がわからない土地が九州の面積を超えている――。」とあります。これは所有者不明の土地面積の広さをわかりやすく伝えるための客観的事実の描写ですが、ではそれがどういう意味を持つのか、どんな問題があるのかについては、以下に示すページ119の一節がなんとも象徴的だと感じました。

  • 働き方改革でいかに働くか ~労働価値の再評価と就労観の再構築を~ 先月24日、「プレミアムフライデー」の第1回が施行された。「毎月最終金曜日は午後3時に仕事を切り上げ、普段と違う過ごし方をしよう」という趣旨で始まった官民連携の取り組みだ。何をして過ごしたか、次回今月末は何をして過ごしたいか、話題になった職場も多かったのではないか。

  • AI進化は試練か福音か?  ~求められるのは技術にフィットする人と社会の変革~ 2016年3月、Google社の関連会社が開発したAI「AlphaGo(アルファ碁)」が韓国のトッププロ棋士イ・セドル氏に4勝1敗で圧勝した。チェス、将棋に次いで、AIが人を負かすのはさらに困難と考えられてきた囲碁で人が負けたことの意味は大きい。到来していると言われる第三次AIブームの凄みをひしひしと感じさせる一大事件だ。

  • 値上げで再生、日本経済 ~「高貴な値上げ」を妙手とせよ~  ◆2015年はかつてない値上げラッシュの年に 画像出典:レンゴー株式会社HP 2015年は「値上げの年」として記憶に刻まれるかもしれない。日本郵便は直近の8月1日にゆうパックの料