一粒で明るい未来をつくる
笑顔をつなぐチョコレート
QUONチョコレート
◆チョコレートで世界を笑顔に
話題のQUONチョコレートに注目
木々が少しずつ色づき、ようやくひんやりとした冬の気配が漂い始めました。寒くなると、「季節限定」「新商品」といった文字に誘われ、ふと手に取りたくなるのがチョコレート――。クリスマスやバレンタインのギフトとしてのニーズも高く、温度の変化に敏感で夏の気温ではすぐに溶けてしまう性質も考えると、これからの季節はまさにチョコの旬と言えるでしょう。また、私たちの体は気温が下がると体温維持のために高エネルギーの食品を求め、日照時間が短くなるに伴い減少した脳内のセロトニンの分泌を促すために糖分への欲求も高まります。つまり、冬にチョコが恋しくなってしまうのは自然なことなのかもしれませんね。
国内外に専門ブランドも多く、人々を魅了してやまないチョコレート。そうした中、近年、各地に店舗が増えている「QUON(久遠)チョコレート」をご存じでしょうか?
催事にも常連として名を連ね、「近年人気のチョコレートブランド」として認知している人が多いかもしれませんが、実は、ただおいしいチョコレートを手がけているだけではないのです。「チョコレートで世界を笑顔に」を理念に掲げ、素材に真摯に向き合い、多様な人々の雇用を促進するなど、SDGs達成に取り組んでいます。人気が高まっている今、あらためて、QUONチョコレートが展開するプロジェクトに注目しました。
◆素材、製造プロセス、人への思い
すべてを“QUON”という名に込めて
QUONチョコレートの活動は、運営母体である一般社団法人ラバルカグループの提案が、日本財団が実施した寄付型自動販売機事業「夢の貯金箱」に採用されたことからスタート。全国の障がい者事業所に対して、トップショコラティエの野口和男氏と共にチョコレートの魅力とパワーを伝え、障がい者の社会参加と自立、所得アップを促す「全国夢のチョコレートプロジェクト」として2014年に始動し、その取り組みは今年2025年で丸10年を迎えました。
「QUON」という名前の由来は、物事が永遠に続いていくことを意味する日本古来の言葉「久遠」から。ピュアな素材へのこだわり、妥協のない製造プロセス、そして「チョコレートで未来に笑顔を増やしたい」という関わる人たちへの思い、このすべてにおいて穏やかで優しいひとときが永遠に続くように――という願いが込められています。
QUONチョコレートで使用するのは、KAOKA社のカカオ。KAOKA社は、有機農法と森林農法をベースにした農園管理や、フェアトレードの枠を超えた生産者との絆を通して、生態系の保護や生産者の安定した生活基盤の構築に貢献し、持続可能なカカオ産業を実現しているのが大きな特長です。QUONチョコレートでは、このカカオの素材の良さを活かし、さらに手間と愛情をかけることで、オリジナルのチョコレート開発や、ピュアチョコレートに日本各地のさまざまな素材をあわせた、多彩なテリーヌチョコレートを展開。カカオ生産者の思いもこもった、エシカルでおいしい一粒を生み出しています。
◆多様な人の雇用創出と賃金向上に貢献
チョコレートでより豊かな社会を目指す
この10年でプロジェクトに賛同する仲間を増やし、2025年2月時点で全国に61拠点、43店舗に輪を広げてきたQUONチョコレート。従業員の多くは、障がいを持つ人や子育て中の女性、悩みを抱える若者、LGBTQといった人たちです。こうした多様な人々の雇用促進と賃金向上、地域活性化に向けた取り組みは、2018年にはSDGsの達成に向けた「すべての人に健康と福祉を」「ジェンダー平等を実現しよう」「働きがいも経済成長も」「人や国の不平等をなくそう」「パートナーシップで目標を達成しよう」という5項目で評価され、第2回ジャパンSDGsアワードにおいて内閣官房長官賞を受賞しました。
食べる人もつくり手もみんなを笑顔にするチョコレートで、より豊かな社会をつくるべく活動を続けているQUONチョコレート。この活動の輪は、これからもますます広がっていくことでしょう。事業としてプロジェクトにジョインすることも、消費者として商品を手にすることも、世界を変える小さな一歩につながるはず。
QUONチョコレートは、つくる人も食べる人も笑顔にする魔法を届けています。おいしさの先にある、優しい循環。その一粒に込められた思いを感じながら、未来につながる選択をしてみませんか。
https://quon-choco.com/
一般社団法人ラバルカグループ
https://labarca-group.jp/







