過酷な稽古を支えた言葉と、戦友との絆
インタビュアー 水野裕子(タレント)
中田 おっしゃる通り、私の原点は水野さんと共演したあの舞台にあります。毎日が命がけで、どれだけ食べても体重が減っていくほど厳しい環境でしたよね。公演後も地獄のようなダメ出しがあり、すぐに修正して本番に臨む。精神的にも体力的にもギリギリの毎日でした。
水野 新体操や自転車競技の経験者、オリンピアンまで出演されていて、まるでアスリートチームのようでしたね。名だたる方々が参加されている中、中田社長は稽古の時間外もずっとタンブリングの練習をしていたのを覚えています。自ら役をつかみに行こうとする熱意に圧倒されました。
中田 とにかく必死でした。極限状態で、水野さんが写真に書いてくださった「ちゃんと足のケアするんだぞ」という言葉が身に沁みましてね。満身創痍だった私にとって、あの一言がどれほど心の支えになったことか・・・。アクロバットは仲間を信じ、命を預け合うスポーツです。あの時、あの場所で、技術以上に大切な“絆”が生まれた気がします。


