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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

農業を通して社会参画
明治から続く農園の挑戦

 

利用者の方々への還元を目指して

 
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濱中 赤津代表は、農業と福祉を掛け合わせることで、どのような価値が生まれていると感じますか?
 
赤津 農作業を介して、利用者も運営側もともに生きる喜びをわかち合えることではないでしょうか。例えば引きこもりがちな生活を送っていた方が、太陽の下で自然に触れることで表情が明るくなり、生活リズムも整っていく。そうした変化は、私たちにとっても良い刺激になっているんですよ。
 
濱中 きっと、農業と就労支援は相性が良いんですね。立ち上げから2年目、これからはどんなことにチャレンジしていきたいですか?
 
赤津 生産に障がい者が関わったことを示す「ノウフクJAS」という農林水産省の規格がありまして。現在、その認証取得を目指しています。これを取得すると、生産物に認証マークを付けることができ、販路の拡大や単価向上にもつながります。その分商品の単価を上げられるので、利用者の方たちに賃金として還元できるんです。
 
濱中 努力がしっかり対価として返ってくる仕組みをつくろうとされているんですね。それは利用者さんの大きなやりがいにつながると思います。
 
赤津 そうですね。やりがいを感じていただくことが、日々のモチベーションにもつながりますし、職員たちの喜びにもつながるはずです。
 
濱中 作業所に関わる皆さんが幸せになるためのビジョンなんですね。その展望を語る代表ご自身がいきいきとされていますよ。
 
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赤津 ありがとうございます。利用者の方たちと触れ合う中で、たくさんのことに気付けました。農業だけでは得られなかった経験ばかりで、本当に感謝しています。
 
濱中 私も同じです。和歌山ウェイブスの活動を通して、多くの方々との交流が生まれました。阪神タイガースだけに身を置いていたら、つながらなかったご縁です。
 
赤津 当作業所には経営の安定化という課題もあるので、いろいろと知恵を絞って、利用者の方を増やしていきたいです。そして、「結に来て良かった」と思っていただけるように邁進していきます!
 
濱中 まず、農業そのものが大変なお仕事だと思います。そこから福祉につなげる大きなチャレンジを実践されている姿勢が素晴らしいと感じました。利用者の方々への還元という仕組みも含め、支援する側・される側の双方が幸福になれる良い流れをつくり続けてください。応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
好奇心を持つことですね。好奇心がないと人は動かないと思うんです。いろんなことに興味を持って、挑戦することは楽しいですね。
(赤津直基)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 一般社団法人千成会 就労継続支援B型結作業所
■ 本社 〒643-0024 和歌山県有田郡有田川町水尻706-1
■ 事業内容 就労継続支援
■ 設立 2024年
■ ホームページ https://www.sennarikaiweb.com/
https://asahifarm.jp/ (あさひ農園)