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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもの個性を伸ばす
発達支援特化型個別塾

 

「好き」をきっかけに、学びをスタート

 
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濱中 実際の指導は、どのような雰囲気なんでしょうか。いわゆる、普通の学習塾とはひと味もふた味も違うんでしょうね。
 
尾上 かなり違うと思いますよ(笑)。私たちはまず、子どもたち一人ひとりの“なぜできないのか”を細かく分析します。課題の読み取りが難しいのか、ワーキングメモリの負荷が大きいのか、成功体験が不足しているのか。それぞれの特性を踏まえ、環境や課題設定を変えることで成果が出るケースは少なくありません。
 
濱中 できない原因を特定したうえで、その原因に合わせてやり方を変えておられるわけですね。
 
尾上 はい。そしてもう一つ大事にしているのは、「好き」から入ること。また、生徒さん自身の“生活”や“いま、ここ”に密着しているという実感。例えば、ここには鉄道が大好きな子がたくさん通っています。その子たちは、時刻表を教科書に、運行距離や所要時間を使って速さの計算をする、駅名を地図で追いながら都道府県や漢字を覚える、電車の仕組みを掘り下げて理科の電流や力の仕組みを学ぶ――というように、「好き」から始めれば、すべてが楽しい学びになるんです。
 
濱中 わあ、それは楽しいだろうなあ!
 
尾上 開始1時間前にやって来て、私たちにひとしきり好きなことを話してから机に向かう、なんてお子さんもたくさんいますよ(笑)。一つの「好き」を軸に、5教科の学びへと広げていくんです。私たちは、“やらされる勉強”ではなく、自分から掘り下げた結果として学力が伸びる形こそ、理想だと考えています。
 
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濱中 なるほど、成功体験が自信につながり、そしてまた次の学びにもつながっていくというわけですか。
 
尾上 入口はもちろん、電車だけではありませんよ。ほかにも、アニメ、スポーツ、アイドルなど、さまざまな入口を用意しています。例えばアイドルを入り口にした場合、ライブ会場までの経路を調べたり、チケットやグッズ購入の予算を立てたりするんです。そこでChatGPTを活用し、どう質問すれば正しい答えが返ってくるかも考えてもらいます。指示文を組み立てる作業が、そのまま作文指導や論理的思考の訓練になるわけです。それと同時に、情報を鵜呑みにせず、比較して検証する力も育てます。
 
濱中 AIに“使われる側”ではなく、AIを“使いこなす側”に育てるということですね。素晴らしい! これからの時代に、なくてはならない力だと思います!