人の精神に寄り添う訪問看護
インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
和玉(幸) 当事業所は、精神科に力を入れた訪問看護を行っています。うつ病や双極性障がい、統合失調症のほか、発達障がいや知的障がい、高齢者の認知症など、幅広いケースに対応しているんです。
和玉(望) 私たちは在宅で生活されている方のところへうかがって、医療的なケアだけではなく、生活そのものを支える看護を行っていまして。服薬管理や体調管理はもちろん、ご本人やご家族の不安を受け止めることも大切な役割だと考えています。
畑山 精神科と聞くと豊富な経験が必要な、非常に専門性が高い印象を受けます。まだ珍しい存在ではないですか?
和玉(幸) 実はそうなんです。精神科の分野は支援が必要にもかかわらず、制度やサービスにつながれていない方が非常に多い領域なんです。困り事が表に出にくく、支援が後手に回ってしまうケースも少なくありません。だからこそ、誰かが本気で向き合わなければならない分野だと感じています。