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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

素材のこだわりを大切に
誠実にお菓子をつくる

 

顧客に喜んでもらえることが嬉しい

 
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素材にこだわったケーキやプリンが並ぶ!
今岡 國本さんはいつ頃からパティシエを目指していたんですか?
 
國本 高校時代から将来はパティシエになりたいと考えていました。お菓子が好きなのはもちろん、パティシエなら手に職が付いて自立できるとも思ったのです。高校卒業後は地元の鳥取県を離れ、関西にある製菓の専門学校に入学し、パティシエになるための知識・技術を学びました。
 
今岡 高校時代から、すでに将来についてしっかりと考えていらしたんですね。
 
國本 そうですね。専門学校卒業後は、神戸の老舗洋菓子店で10年ほど学び、その後はいろんなシェフのつくり方や考え方を学ぶため、個人経営のお店など数店舗で働かせていただきました。その後、2023年の秋に縁あって神戸市に当店をオープンしました。
 
今岡 さまざまな店舗での修業を経て、今では自分のお店を構え、多くのリピートしてくれるお客さんがいる。幸せですね。
 
國本 本当にお客様のおかげです。製造が追いついていないときは、お客様にお待ちいただくこともありますが、温かく見守ってくださるお客様に支えられ、継続することができているんです。
 
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今岡 ちなみにオープン当初からメニューは変わってきているのでしょうか?
 
國本 はい。オープン当初は今の半分以下だった焼き菓子の種類を、少しずつ増やしていっています。ケーキは季節ごとに新作を考えています。試作を重ね、「お客様にも満足していただけるはず」と心から納得できたものを提供するよう、心がけています。
 
今岡 そのこだわりは、ご自身で材料を吟味して製造も手がける職人さんだからこそ可能なのでしょう。
 
國本 当店のお菓子を気に入ってくださり、さらに手土産として渡した相手の方にも喜ばれた、というお話を聞くとすごく嬉しいです。それも私一人だけでなく、お店のことやお客様のことを考えて動いてくれる、素晴らしいスタッフの皆さんがいてくださるおかげです。今後は商品の在庫を安定させるなど、お客様がもっとご利用しやすくなるように、より良いお店づくりを目指していきたいと思っています。
 
今岡 自然体で好きな仕事に取り組んでいることが良くわかりました。どうかこれからも、まっすぐに頑張っていただきたいですね。お話をうかがっていたら、私もプリンを食べたくなりました(笑)。さっそく買って帰り、阪神戦を見ながらいただきます!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分にもお客様にも正直な仕事をして、それがお客様のお役に立てることが楽しいです。
(國本佳代)
 
 :: 店舗概要 :: 
  ■ 店舗名 栞菓子店
■ 所在地 〒654-0048 兵庫県神戸市須磨区衣掛町4-2-22 グレイスハイツ衣掛町103
■ 事業内容 洋菓子店
■ 創業 2023年10月
■ Instagram https://www.instagram.com/shiori.kashiten/