消防設備士は人命を守るための重要な職業

インタビュアー 水野裕子(タレント)
三輪 自動火災報知設備などの警報設備をはじめ、消火器やスプリンクラーといった消火設備、さらには救助袋や避難はしごなどの避難設備の設置や消防署への申請、メンテナンスなどの業務を行っていまして。また、厳密にいえば消防設備ではなく建築設備の範疇にはなるものの、防火扉の施工も担当しています。
水野 どれも身近でよく目にするものばかりですね。例えば警報設備は、センサーや電気設備に関するものでしょうし、スプリンクラーなどは水を使うでしょうから水道設備の知識や技術も必要になるのではないですか?
三輪 おっしゃる通り、消防設備工事では電気工事や水道工事、それに室内に設置するので内装工事など、複合的な技術を用います。ただ、消防に関する設備は、私どものような資格を持った専門業者でなければ扱えないと消防法で定められているんです。
水野 人命を守るための重要なお仕事なんですね。これだけ身近にさまざまな消防設備があるにも関わらず、消防設備士という職業はほとんど知らなかったので、興味が湧いてきました!