B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

若手の発想力を活かす
エクステリア工事会社

 

スタッフからも学び、互いに成長する姿勢

 
glay-s1top.jpg
矢部 福田社長はスタッフとの距離感が近いだけでなく、若手の意見も積極的に取り入れておられるとか。
 
福田 そうですね。私も若手のスタッフの柔軟な発想力やセンスには日々驚かされています。ときには、お客様の想像を超える提案をしてくれることもあります。例えば、とある外構デザインの図面を、私がお客様のご要望に沿って書いていたところに、「家の色に合わせると、ポストはこっちの色のほうが良い」とか、「フェンスのデザインを変えたほうが良い」と別の案を考えてくれまして。せっかくなので2つの図面をお客様に見せたんです。
 
矢部 若手が進んで自身のアイデアを提案できる、風通しの良い環境がつくられているんですね。お客さんの実際の反応はどうでしたか?
 
福田 最初は私の案を喜んでくださっていたものの、もう一つのデザイン案をお見せしたところ、「こっちのほうがいい!」と言っていただけまして。しかも、なんと若手スタッフが提案してくれた案ではコストも抑えられていたんです。価格を抑えてかっこよく見せるセンスがあるなあと、私も勉強になりましたよ。
 
glay-s1top.jpg
矢部 お客さんにとっては、自身にない視点や発想からより良い案がもらえたら嬉しいでしょうし、スタッフの方にとっても、自らの案が採用されたとなるとモチベーションも上がりますよね。
 
福田 ええ。実際に、案が採用されたスタッフは「この現場は自分に任せてください!」と意気込んで、最後まで責任を持って担当してくれました。
 
矢部 素晴らしいです! 若手のステップアップにもつながると思いますよ。
 
福田 おっしゃる通りですね。どんどん成長してほしいと思います。最近は「社長みたいになりたいです」と言ってくれるスタッフもいまして。技術だけでなく、どのように仕事をつくっていくか、お客様や提携している会社さんとの関係の築き方など、私自身が乗り越えてきたことも合わせて、独立してやっていけるまでの道筋を伝えるようにしています。
 
矢部 キャリア形成までしっかりと指導してくれるとは、とても手厚いサポートですね!