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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

新時代のオートサービス
整備を軸に新事業を展開

 

馬運車整備とオートボディプリンターも展開

 
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亀山 自動車整備から発展し、新事業も好調な武田オートサービスさん。今後の展望はどのようにお考えですか?
 
武田(裕) 現在、競走馬を運ぶための馬運車の整備について勉強しています。滋賀県は栗東にトレーニングセンターがあるため需要はある一方、馬運車を整備できる職人さんがどんどん減っているらしいんです。現在、滋賀県から北海道まで車両を輸送して整備することもあるため、リスクも高いと聞きます。そんな背景もあって、「現地で整備できる会社はないか」と相談を受けたんですよ。
 
亀山 馬運車は全国で走っていますよね。大きなビジネスチャンスじゃないですか!
 
武田(信) そうかもしれませんね。とはいえ、下手な整備をすると馬のひづめを傷付けてしまうなど、怪我のもとになりかねません。特殊な整備なので、細かい部分まで注意を払いながら取り組んでいる最中で、日々整備方法を熟考し精度向上や納期短縮の為の対応を続けているところです。
 
武田(裕) 最初に声がかかったときは、北海道の専門店まで見学に行ったんです。馬運車を一から製作しておられて、ほとんどの部材がステンレス製で本当に驚きましたね。今後はそこでつくられた馬運車のメンテナンス、修理の話もあり、少しの不安もあるものの、弊社がどのように貢献できるか楽しみですね
 
亀山 そういった事情もあるんですね。この新事業を確立させたら、依頼がひっきりなしに入ってくると思いますよ。
 
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武田(裕) 今も精一杯で仕事を回している状況ですので、そうなると嬉しい悲鳴ですね(笑)。
 
亀山 贅沢な悩みじゃないですか(笑)。ほかにも、現在計画していることはございますか?
 
武田(信) 滋賀県初のオートボディプリンターを、今年2023年4月から試験的に開始します。トラックの外観に印刷するプリンターのようなもので、個人的な趣味嗜好のデザインから、自社や荷主の広告、地域の特産物PRなど、使い方は多様ですよ。
 
亀山 そちらの新しい取り組みも楽しみですね。スタッフを多数抱えながら、それぞれの個性を活かしつつチームワーク抜群な武田オートサービスさん。若いスタッフと連携し、今後も事業を通して地域に貢献してください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
一人で無理をしないこと。無理をして、うまくいかなくなることって多いですよね。適度に周りに頼ることで違うアイデアが出てくることもあるし、そのほうが順調に仕事が進み、楽しむ余裕も生まれます。だからこそ、周りと助け合える環境は大事ですね。
(武田裕也)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 武田オートサービス株式会社
■ 本社 〒520-3113 滋賀県湖南市石部北3-1-11 
■ 事業内容 新車・中古車販売/オールメーカー取扱い/買取査定/自動車保険/ウルトラ車検/整備・修理・鈑金・塗装/レンタカー/リース
■ 設立 平成6年12月
■ 従業員数 17名
■ 主な取引先 石部運輸倉庫株式会社/株式会社三峰環境サービス/株式会社伊勢崎運輸/東海馬匹輸送株式会社/中野運送店有限会社/さつきグループ
■ ホームページ https://www.takeda-auto.co.jp
https://www.goo-net.com/pit/shop/0121176/top (グーネット)