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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

信頼関係を軸に安定受注
電気工事から多角化戦略

 

大手企業との取り引きで安定受注につながる

 
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原田 会社を立ち上げたのはいつ頃でしょう。
 
絵島 2009年です。最初は友人と高島電機として、共同経営というスタイルで運営していました。その後、2017年に私が会社を引き継いだのを機に、エジデンへと社名変更する運びとなったんです。その後、不動産業も手がけるようになり、現在はマンション4棟、一戸建て15軒を弊社で取り扱っています。劣化の激しい中古物件を安価に買い上げ、弊社でリフォームして新品同様の物件に生まれ変わらせてから、賃貸で貸し出す運用です。
 
原田 自社でリフォームの施工ができるのは、素晴らしいビジネスモデルですね。
 
絵島 ありがとうございます。自社施工のおかげで、予算も半額程度で抑えられるんですよ。今は受注が安定していてスタッフが足りないほどですが、ひと昔前には仕事がない時期もありました。その際、スタッフたちが継続的に働ける仕事づくりと給与につなげていく仕組みを考え、この不動産事業を立ち上げたんです。
 
原田 最初は戸建て1軒からのスタートでしょうから、エジデンさんの事業が順調に成長している象徴でもありますね。絵島社長のスタッフを大切にする姿勢と思いも伝わってきましたよ。ちなみに、工事の安定受注につながったのは、何か理由があるのでしょうか。
 
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絵島 大手飲食店様や娯楽施設様からの定期的なご依頼が大きいですね。大手企業の営業担当者様とつながりを持てたことで、多様なお仕事をいただけるようになりました。今はありがたいことに、私が営業しなくても仕事のご依頼がある状態で、先ほどもお伝えしたように、スタッフが足りないほどなんですよ。
 
原田 それも積み重ねというか、これまでの仕事を通してお互いに信頼関係を築けたからこそ、次々に仕事が舞い込むようになったのだと思います。絵島社長の真面目で堅実な仕事が認められた証でしょうね。ほかには、どんな事業を手がけておられるのですか?
 
絵島 リフォーム事業全般と、夏季はエアコンなどの空調設備工事、冬季は暖房機器関連の施工も手がけています。また、今のご時世を反映するように防犯カメラの取付工事などのご依頼も多いですね。