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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

信頼関係を軸に安定受注 電気工事から多角化戦略
株式会社エジデン 代表取締役 絵島崇

 
プロフィール 福岡県出身。地元でバンドマンとして活躍し、25歳のときに福岡から大阪へ。大手音楽レーベルのオーディション審査員となった後、友人に誘われて2009年、高島電機の立ち上げに携わる。その後、2017年に会社を引き継ぎ、(株)エジデンに社名を変更した。大手企業からの信頼も獲得しながら、空調機器・電気の工事、結線、中古家電製品の販売、消防車の組み立てのほか不動産事業などを展開している。
 
 
 
株式会社エジデンの絵島崇代表取締役は顧客第一主義をモットーに、「お客様が気軽に電気工事などを発注できるシステムを維持していきたい」と熱く語ってくれた。他社が嫌がる時間帯でも仕事を請け負うスタンスで、24時間体制で工事に出向く。その結果、大手飲食店などから信用を獲得し、安定受注につながった。スタッフの仕事と給与を維持するために参入した不動産ビジネスも、順調だ。その絶えざる会社成長の秘訣とは?
 
 
 

福岡のバンドマンから大阪で電気工事業界へ

 
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インタビュアー 原田伸郎(タレント)
原田 エジデンさんは大阪府松原市を拠点に、電気工事からスタートし、今はリフォーム工事に不動産など事業の間口を広げながら、攻めの会社経営を行っているそうですね。今回で1年ぶり、6回目のB-plusご登場ともお聞きしました! 私は絵島社長とお会いするのが初めてなので、まずは話しやすいところで、絵島社長の歩みや会社を立ち上げた経緯から教えてください。
 
絵島 私は福岡県出身で、この業界に入る前はロック系のバンドマンでした。都会に出て自分の力を試したくなり、25歳で大阪に出て音楽活動をしていたんです。
 
原田 さっそく音楽という共通点があり、嬉しいですよ。バンドでの担当は何を?
 
絵島 ボーカルやベースにドラムなど、バンド内の楽器をいろいろと掛け持ちでやっていましたね。
 
原田 それはまた器用な方だ(笑)。絵島社長は甘い声をなさっているので、ボーカルっぽいなと感じていましたよ。その後のご活躍も気になります。
 
絵島 レコード会社などが主催する音楽オーディションの審査員を務めた後に、音楽とは区切りをつけ、友人の誘いで電気工事の仕事を始めたのが、今の業界に入ったきっかけです。