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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

キャリア支援を通じて 皆が輝ける社会を
合同会社プレイワークラボ 代表社員 小倉浩靖

 
プロフィール 静岡県出身。IT派遣会社でオペレーターの仕事を手がける中でプログラミングを覚え、大手測量会社に出向した。パソコンの黎明期よりPC用のCADシステムを構築するなどの経験を重ね、その後、仲間と共に独立するも、13期目で売却。(同)プレイワークラボを設立し、個人・企業向けのキャリア支援を中心に事業を展開している。【ホームページ
 
 
 
社員が輝いている会社こそ強い──。この揺るぎない信念で大勢の社会人・学生の生き方をサポートする合同会社プレイワークラボの小倉浩靖代表。一人ひとりが自分の幸せを追求するだけでなく、企業と社員が共に輝くことを目標に掲げる小倉代表は、日本中の企業を元気にし、キャリア支援が受け入れられる社会の実現を目指し奔走していた。
 
 
 

プログラミングにのめり込み独立

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 東京都八王子市に拠点を置き、キャリアコンサルティングを手がける合同会社プレイワークラボさんにお邪魔しています。さっそく、小倉代表がキャリアコンサルタントとして開業するまでの歩みを教えていただけますか。
 
小倉 もともと私は派遣会社に正社員として就職しまして。そこからIT企業に派遣され、地図にガスの配管をマッピングするオペレーターの仕事を手がけました。1990年頃はデジタルの地図などない時代で、私もプログラミングの知識は皆無でしたね。そんな中でも、人の役に立つ仕事に大きなやりがいを感じ、半年もするとプログラミングを覚え自作できるようになったんです。そして、技術を身に付けた私は大手測量会社に出向しました。
 
矢部 刺激を受けながら挑戦する毎日。そんな小倉代表の姿が目に浮かぶようですよ。
 
小倉 はい、私も地図を制作するためのシステムを構築するなど仕事にのめり込みました。やがて、独立願望が芽生えたことから、派遣会社の仲間とIT部門を分社化しまして。後に株式会社として起業しました。しかし、「おれの言うとおりにやればいいんだ」と突き進んだ私はスタッフが首を傾げていることに気付かなかったんです。