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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 宮城県出身。大学卒業後、人材派遣会社に就職。結婚後、長男の出産を機に30代は家事・育児に専念するが、徐々に仕事を再開した。スカーフインストラクターの存在を知ったことをきっかけに、色彩検定、スカーフアレンジメントなど多くの資格を取得、2007年にYUMI's STYLE PALETTESを設立。スカーフの使い方に加え、似合う色使いといった多角的なアドバイスを行っている。【ホームページ
 
 
 
スカーフアレンジメントやパーソナルカラー診断など、個人に合うオシャレに役立つ情報を提供することで、みんなに明るく健やかな毎日をもたらす──そんな役割を担う「ハピネスナビゲーター」になりたいと意欲を燃やす、YUMI's STYLE PALETTESの長谷川由美代表。スカーフとカラーの両面に精通した国内唯一のプロアドバイザーとして全国を飛び回っている長谷川代表に、これまでの歩みや今後の抱負をうかがった。
 
 
 

スカーフを日常的に活用するためのヒントに

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 スカーフアレンジメントの教室の「ユミズ スタイル パレッツ」さん。決まった場所に生徒さんを集めるのではなく、講師の長谷川代表が各地に出かけているそうですね?
 
長谷川 はい、会場はデパートのイベントスペースだったり、地域の老人会だったりと様々です。初めの頃は、私がスカーフについて学んだ日本スカーフ協会から仕事のご紹介を受けていましたが、今はメーカーさんなどを通じたご依頼が中心になりました。おかげさまで、ここ1、2年は急速に忙しくなり、関東圏だけでなく、全国規模で活動させていただけるようになりました。
 
矢部 スカーフって海外のお土産やプレゼントに贈られることがありますが、つい使わないまま、タンスに仕舞い込んじゃうんです。でも、要らないわけではなく、自分の服にどう合わせたらいいのかわからないんですよね。私以外にも、上手に巻くコツを知りたいと思っている人は案外多いんじゃないかな。
 
長谷川 実は私もこの仕事を始めるまで、スカーフを日常的に巻く習慣はありませんでした。日本では、スカーフというとフォーマルな装いに用いるものというイメージが強いから、なおさら出番が少なくなるんだと思います。そんな従来の固定観念にとらわれないで、もっと普段使いのアイテムとしてスカーフを楽しんでもらいたいというのが、私のテーマ。オシャレは気分を明るくして、毎日を健康に過ごすことにもつながりますからね。