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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

会計業務のIT化を推進する
“耳順”の公認会計士

 
 
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事務所近くの分室兼会議室のベランダ(25階)にて、趣味の三線を
構える。背景のアーバンシティとのコントラストが新鮮だ。

石野 渡辺先生は、ITに関してはかなりお強いのですか。
 
渡辺 新しもの好きなんでしょうね。新しいものが出てくるとすぐ関心をもちますから。モバイルPCや携帯電話でも、お財布ケータイ機能やら画像送信、WEBアルバムなど、最新の機能が出てくるとを全部使いこなそうとしてますよ(笑)。最近はお財布携帯の使えないタクシーは乗りません。
 その一方で、私には古風な面もありまして、趣味では沖縄三味線の三線や和三味線で端唄・小唄をたしなんでいます。三線の仲間には30代・40代の方が多いのですが、ミレニアムの2000年から彼等と稽古を通じた交流がありまして、メーリングリスト等の実にうまい使い方には感心させられました。若い人たちとの10年近い交流で画像処理、音声処理、ファイル添付処理等、最新のIT技術も自然に教えられてきました。
 
 
 
 

理に適うなら心にゆとりを持って受け入れ、楽しむ。

 
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石野 渡辺先生が溌剌とされている理由が分かりました(笑)。 若い人たちとの交流がその源なんですね。
 
渡辺 私も60代ですので、孔子が言うところの「修養ますます進み、聞く所、理に適えば何らの障害なく理解しうる」という“耳順”の年齢となりました。これがですね、実に、私たちの仕事を言い得ているのですよ。
 お金の流れつまり経済は時代の流れとリンクしています。今の若い人たちが何を考えているのか分からないとビジネスの話にもついていけませんし、情報から取り残されてしまえばこれから先が見えなくなります。だから、携帯電話の新機能も、SNSやmixiも、若い人たちのトレンドには常にアンテナを張っています。そうやって新しいものにどんどんチャレンジして、「理に適えば障害なく」受け入れていくことが、私たちの基本姿勢ではないかと思っています。
 
石野 それが、移動中もオンラインで書類をチェックするような忙しい毎日を楽しむコツでもある、と。
 
渡辺 そうです。つまり心にゆとりを持って、仕事をしながら遊ぶのですよ。遊びながら仕事をするのですよ。私は三線の趣味が高じて、沖縄にそこそこの顧客を作りました。仕事だから毎年必ず行きますし、行くことが楽しみで仕方ない。
 でも、仕事しながら遊んでいると全然ゆとりがないということも分かってきましたね(笑)。
 企業の社長も、決算書の数字を見るのが苦手だと思いこまず、その仕事の中に自分なりの意義を見つけながら取り組んでほしいですよね。前向きな仕事をしているといくら忙しくても楽しいですからね。
 ですから不良債権の回収等、後ろ向きな仕事になりそうだと思ったら、すっぱり回収をあきらめます。基本的にそういう姿勢で仕事をするよう心がけています。
 そして「頼られてる」、「社会に貢献している」、「認められている」ということが実感できる仕事はやりがいがあります。年をとるに従ってそのように感じる場面が多くなるものです。
 
石野 渡辺先生のお話をお伺いして、私もハードなスケジュールをもっと楽しめるような気がしてきました。本日はいいお話をありがとうございました。
 
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 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 渡辺公認会計士事務所 / 税理士法人優和
 ■ 本社 〒108-0014 東京都港区芝4-4-5 三田KMビル 2F
 ■ 事業内容 公認会計士業/税理士業
 ■ 設立 昭和50年 4月
 ■ URL http://www.yu-wa.jp/
  http://www.watanabe-cpa.com/