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繁盛請負人・佐藤勝人の時事国々リポート vol.64 気力は体力から。体力は食から。そして私は自分の常識を超える買い物をした

ビジネス 繁盛請負人・佐藤勝人の時事国々リポート vol.64 気力は体力から。体力は食から。そして私は自分の常識を超える買い物をした 繁盛請負人・佐藤勝人の時事国々リポート 商業経営コンサルタント/サトーカメラ代表取締役副社長

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こんにちは、佐藤勝人です。そしてもう一度言おう、明けましておめでとうございます。だって、本来の正月は、日本人は旧暦の正月が明治の初頭まで続いたのだから、2月頭だからね。いよいよ2月4日から寅年になった。寅にあやかって今年は昨年以上にガンガン行くよ! ヨロシク!
 
 

気力の衰えは体力の衰えから
食養生と筋トレで跳ね返せ!

 
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「2022年私の勝負ペン」はこれ!
ペンズアレイタケウチで買ったクロスのボールペン
寒い寒いと言いつつも段々陽が伸びてきて、この時期は体が細胞レベルから入れ替わる気がしてくる頃だ。プロ野球の春のキャンプが始まるのもこの感じを基準にしているんだとしたら、さすが、体で食ってる人たちの感覚は鋭いなぁと思う。我々一般人も、特に経営者の皆さんは、一年を乗り切るための体づくりを2月のうちに意識すると、いろんな意味でいいんじゃないか。
 
私はといえば、40歳の頃に支援先の忘年会で偶然私の隣に座ったヨガの先生(インド人)に教えられて始めた食養生を、57歳になった今も実践している。ファストフードは避ける、厨房で調理している飲食店に入る、コンビニ弁当やカップ麺はなるべく食べない、加工食品を減らす、うんぬん。また飲み物も、ジュースよりは水を飲むようにし、お酒も夜9時までで止めるようにした。もとは朝まで飲んでいたから急に変えたわけじゃない。最初は夜12時までにして、50になってからは10時まで早めて、今は食事もお酒も9時まで。そうやって生活を変えていった。その結果、「なんでそんなに気持ちも体も若いの?」と真面目に聞かれるようになった私がいる。
 
でも、聞かれるたび私はこう思う。――「若さ若さって言うけど、違うよ、体力が先だよ。体力×知力=気力なんだから。皆さん体力に関して意識しなさすぎですよ。みんな決まって40歳手前になると人生に迷いが出たり、気力が続かなくなるのは、体力が衰えてきたせいなんだ。自分で気付いてないだけで、本当に意識すべきは体力だよ」。
 
体力は年齢とともにどうやったって落ちてくる。落ちるぶんはトレーニングして取り戻すか、せめて2割減ぐらいで留めなきゃいけない。簡単な計算だ。体力が100で知力が1の二十歳の若者がいる。彼の気力は100だ。体力が30に落ちたオジサンがいる。知力は年の功で2倍賢いとしよう。オジサンの気力は60だ。――ね? 二十歳の若者の2倍も知力があるのに、気力はガタ落ちだよ。
 
私が中年期以降は筋トレを勧めるのもこれが理由だ。仮に体力の低下を筋トレによって80で抑えてごらん。80×2で気力160。普通の人の倍勉強して4の知力をつけていたら、80×4=320。自身の二十歳の頃の3倍まで気力が漲るんだ。こういう発想をすべきなんだよ。
 
そして筋肉と共に体力の元になるのが、ヨガの先生も言ったように食べ物だ。カップ麺は避ける、厨房で料理する飲食店に入る――。やってみればそんな大変なことじゃない。今からでも遅くない、皆さんも今年は意識されてみたらいいと思いますよ。
 
 

「出世」という言葉でトリガーが入り
自分の常識の100倍高いボールペンを購入

 
そっちは皆さんにお勧めする今年のトピック。そして私の今年のトピックはずばり、愛知県岡崎市の「ペンズアレイタケウチ」さんで買ったクロスのボールペンだ。
 
最初にうかがったのは2000年だった。竹内文具店という屋号で文具の卸業を続けられてきて、小売部門を建て直したいというので訪問した。今は「おかざき勝人塾」で年に1回は必ず顔を出している。「今度新しく万年筆専門店を始めるわよ」と店主から聞いたのが、2014年あたりだったと思う。あれから8年。今や全国から万年筆ファンが買いに来る超有名店になった
 
正直なところ、最初は大丈夫かなと思っていた。卸のほうが盤石だから会社としての心配はなかったが、万年筆専門店なんて、とてもじゃないが地域の商圏だけで成り立つ商売じゃない。でも、竹内さんが筋金入りの万年筆好きなのは知っていたし、軌道に乗るまで10年かかるつもりでやるとおっしゃっていたから、上の世代は違うなぁ、腰が据わってるなぁ、と感心して見ていた。
 
その竹内さんが、専門店を始めたとき、「そろそろ勝人さんも万年筆を使いなさい」と勧めてくれた。もちろん何度かチャレンジはしたが、すぐインクが切れるし、変に扱うとインク漏れで手や服が汚れるし、私の杜撰な使い方ではどうしてもボールペンに軍配が上がる。だから、私は毎年ボールペンを吟味してそれを1年間使うようにしていた。2022年も「今年はこれ」というのを1月に決めて、1年分20本をまとめて購入したばかりだった。
 
そして1月の28日。おかざき勝人塾の2日目に個別訪問に行って、竹内さんと歓談してそろそろ帰ろうとしたとき、なんとなく目を引くデザインのペンがあった。「これいいですね。万年筆ですか?」と聞くと、「それボールペンよ。クロスよ」と竹内さん。なんでもオバマさんが大統領就任式の署名で使ったモデルだそうで、お値段が2万4000円。ついこのあいだ買った「今年のボールペン」のざっと100倍。
 
「ボールペンで2万4000円! マジ!?」と思ったそれを、なぜ私は買ったのか――。これには伏線があって、歓談中に「コロナでお客さん減って大変でしょう」と聞いたら、忙しくてそれどころじゃないという話だった。「ペンズアレイタケウチのペンをギフトで贈ると貰った人が出世する」というジンクスが数年前から口コミで広がって、以来毎年、今の時期は就職・昇進祝いとか入学・進学記念とかの対応でてんてこ舞いだそうだ。
 
「えっ、ここで買うと出世するの!」と、ここで私にトリガーが入った。「出世」という言葉を聞いた瞬間に、それを買う理由をあれこれ探している自分がいた。「試し書きの感じが最高だった」「ちょっと太めの線が自分の好み」「重い、けどそれがいい」etc・・・。それを買うという未来はもう決まっているんだけど、そこに向けて一生懸命自分を納得させようとしている私がいた。「自分の常識を超えた買い物をする瞬間ってこういう感じか!」と今さらながら気付かされた。
 
 

日本人の心を動かすトリガーワードは
神社にあった!

 
トリガー(引き金)になるワードは人それぞれだと思う。私の場合は「出世」だった。他にも、受験生なら「合格」、経営者なら「商売繁盛」がそうかもしれないし、運送業の人は「交通安全」がテッパンだろう。
 
でも、それでまた気付いたんだけど、これって全部、神社でお願いする事柄なんだよね。「合格祈願」も「商売繁盛」も「交通安全」も「病気平癒」も全部そう。特に目先のお願いごとがなくても「開運招福」のお守りは買うじゃないか。あれなんだよ。
 
そう考えると、半分笑い話だが、神社はやっぱりすごいよね。日本人の心を動かすテッパンのトリガーワードを、何百年何千年という歴史の中で厳選して持っている。「出世」「合格」「繁盛」「安全」「平癒」「開運」。これらのワードが、機能や性能やブランドやストーリー等に関連する言葉とくっ付いたとき、私たちの中で何かが発動するんだ。そして自分の常識の100倍も値段がする物を買ってしまう。いやぁ、参りました。でも最高に気分がいい。
 
神様は自分の中にいる。「これを使うと出世する」と思い込めれば、自分からそれに向けて努力できる。またどこに行っても、誰に対してもこの話をするたびに、自分の中でこれを買った意味が整理され、「出世する」という未来にピントが合ってくる。
 
だから言っちゃうよ。「佐藤勝人はこれからもっと出世します! 乞うご期待です!」
 
 
 
■2月24日25日富山勝人塾
事務局 滑川ショッピングセンター
 
■2月28日勝人塾WEBセミナー
事務局 サトーカメラ
https://www.shop-satocame.com/view/item/000000013152 

■3月1日佐藤勝人講演 昼の部
 「YouTubeを活用して全国繁盛店を目指す」
主催 神戸商工会議所
 
■3月1日佐藤勝人セミナー 夜の部
「中小店が本気で取り組む不況期の戦い方」
主催 神戸市小売市場連合会
 
■3月10日新潟勝人塾
事務局 おぐま式POP塾
https://www.facebook.com/events/s/486516772879022/  

■3月16日栃木勝人塾
事務局 日本販売促進研究所
 
■佐藤勝人公式YouTubeチャンネル登録
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■講演・研修・個別支援のお問合せは
担当/佐藤夏美 contact@jspl.co.jp
 
 
 
繁盛請負人・佐藤勝人の時事国々リポート
vol.64 気力は体力から。体力は食から。そして私は自分の常識を超える買い物をした

 著者プロフィール  

佐藤 勝人 Katsuhito Sato

サトーカメラ株式会社・代表取締役副社長/日本販売促進研究所・商業経営コンサルタント/想道美留(上海)有限公司・チーフコンサルタント/作新学院大学・客員教授/宇都宮メディアアーツ専門学校・特別講師

 経 歴  

1964年栃木県宇都宮市生まれ。1988年、兄弟とともに家業のカメラ店をカメラ専門チェーン店に業態転換させ、商圏をあえて栃木県内に絞ることにより、大手に負けない経営の差別化を図った。以来、「想い出をキレイに一生残すために」というコンセプトを追求し続けて県内に18店舗を展開。同時におちこぼれ社員たちを再生させる手腕にも評価が高まり、全国から経営者や幹部リーダーたちが同社を視察に訪れている。2015年からはキャノン中国とコンサルティング契約を結び、現場の人材育成の指導にあたる。主な著書に『売れない時代はチラシで売れ』『エキサイティングに売れ』(以上同文館出版)『日本でいちばん楽しそうな社員たち』(アスコム)『一点集中で中小店は必ず勝てる』(商業界)『断トツに勝つ人の地域一番化戦略』(商業界)『モノが売れない時代の「繁盛」のつくり方』(同文舘出版)など。新刊の『地域繁盛店がリアル×ネットで“全国繁盛店”になる方法』(同文舘出版)が好評発売中。

 オフィシャルサイト 

http://satokatsuhito.com/

 オフィシャルフェイスブック 

https://www.facebook.com/katsuhito.sato.3?fref=ts

 サトーカメラオフィシャルサイト 

http://satocame.com/

 
 
(2022.2.16)
 

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