新しいことにチャレンジするバイタリティを持ち、楽しみながら仕事を続けているという清水さん。そんな清水さんに、読者に向けて何かにチャレンジする際のアドバイスをうかがった。

好奇心を持ってチャレンジを続ける

あまり偉そうなことは言えないですが、私の場合は周囲の親しい人に「こういうことをしてみようと考えているんだけど、どう思う？」と聞くようにしています。親しい人ほど、辛口の意見をくれますよ。ときにはグサっとくることもありますね（笑）。でも、正直な意見、アドバイスをもらうことって大切ですよね。一人で考え込むと、どんどんつらい方向に進んでしまうと思うんです。また、仕事以外の場面でも緊張することは多々あると思います。そういったときは、まず理想の自分をイメージしてみてください。そして、その理想の自分をものまねしてみると、案外うまくいくかもしれませんよ。 私自身は、来年に10回目の武道館公演が控えているので、それが大きなチャレンジになりますね。節目の10回目として、絶対に成功させたいと思っています。今から、何か良い時事ネタはないかとリサーチしていますよ。お客さんに喜んでもらえるものを用意して臨みたいと思っています。 これだけ長くの間この仕事を続けられているのは、純粋に好きなことだからです。嫌なことってどうしても続かないですよね。好きなことに真っ直ぐ取り組んでいると、驚くほど早く時間が過ぎていきます。私は特に音楽が好きなので、音楽系のネタをつくっているときは、気付いたら8時間経っているなんてことも多いです。そういった試行錯誤の時間も楽しいんですよ。今後も、好きなことに真っ直ぐに、おもしろそうなことがあれば好奇心を持ってチャレンジを続けていきたいですね。 （取材：2023年2月）