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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 

自分の仕事を理解して
チームに貢献する選手に

 
バレーボールのV.LEAGUE DIVISION1、サントリーサンバーズで活躍する柳田将洋さん。男子日本代表のアウトサイドヒッターとしても注目されている。2017年にはプロに転向し、ドイツやポーランドでプレーしていた柳田さん。インタビューでは、「プレイヤーは自分自身のことをよく理解することが重要」だと語ってくれた。そんな柳田さんに、バレーボールを通じて培われた仕事への価値観をうかがった。
 
 

言葉で伝えることで理解を深める

 
試合を良い形で展開していくには、チーム内にポジティブな雰囲気をつくることが需要だと思っています。ですので、意識的に前向きなワードを発するようにしています。プレイヤーがお互いにポジティブな言葉を使うことで、チームプレーの質も上がっていくと感じていますね。試合中はもちろん、練習のときから心がけていることの一つです。
 
そういった雰囲気づくりを意識するようになったのは、2017年にプロに転向し、海外でプレーした経験も大きいかもしれません。海外では、より直接的な言葉を使うことが多いです。「今のはお前が取るボールだろ」「もっと点を決めてくれ」と強く言われることが日常でした。そういったプレッシャーの大きい環境の中でプレーできたのは、とても良い経験だったと思います。ただ、日本でプレーするにあたっては、強い言葉を発するよりも前向きな言葉をかけ合うほうが良いプレーにつながると感じています。
 
ドイツでプレーしていたときは、本当に多くの文化の違いを感じました。例えば、日本で暮らしていると、意識せずに相手に「こうしてくれるだろう」と期待をしてしまいます。そして大抵の場合、相手はその期待に応えてくれます。でも、それは海外では通用しません。僕はそれでたくさん失敗しましたね(笑)。「言われてないからわからないよ」と言われて、「確かに言ってないけど・・・」となることが何度もありました。
 
勝手に期待するのではなく、してほしいこと、変えてほしいプレーがあれば言葉に出して伝える。そうしてお互いに理解を深めることが重要だと学びました。それは、日本に戻って来てからも実践しています。日本ではなんとなくお互い察して行動に移すことが多いものの、しっかりと言葉で伝えることによってプレーの隙がなくなっていくと思います。僕と近いところにいるポジションの選手との間に打たれた球を、どちらが拾うべきなのかすぐに意思疎通できるようになりますしね。
 
僕がドイツへの移籍を決意したのは、ステップアップにつなげるためでした。日本代表選手として海外のトップ選手と戦っていくには、海外に身を置いて、常に世界の選手と戦う環境が必要だと考えたんです。海外のチームで学んだことを、日本でのプレーにつなげていきたいですね。
 
 
 
 
 

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