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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

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雅楽の世界を変えた東儀さんは、2005年に中国伝統音楽のエリートとTOGI+BAO(トウギ プラス バオ)を結成。それから10年以上の時を経て、台湾を代表する若手ミュージシャン6名と新たな音楽を創出する新ユニット、東儀秀樹with RYU(リュウ)を結成した。東儀さんが操る雅楽器に、アジアの伝統楽器である二胡、琵琶、笛が融合。3月からの公演では様々なジャンルの名曲を演奏し、新たなエンターテイメントを提供する。
 
 

音楽で行う国際親善

 
 公演のきっかけは東日本大震災でした。台湾の方々は震災が起きた時、真っ先にたくさんの義捐金を日本に送ってくれましたよね。でも、感謝してもしきれない台湾の方々の厚意が国内ではあまり知られておらず、僕は歯がゆい思いをしていました。それで、趣味の1つであるクラッシックカーのラリーで、恩義に報いることはできないかと考えましてね。関わりのあるラリーニッポンという団体を通じて、2014年にラリーをしながら義捐金のお礼をして周る、台湾一周イベントを行いました。その活動が契機になって、観光大使に任命していただいたんです。
 
 大使としていろいろと活動をしてきましたけど、僕は音楽家。しかも雅楽という日本の伝統音楽をやっている。だから、台湾に古くからある民族楽器を演奏する若者とコラボレーションすれば、誰もがワクワクできて楽しめるイベントができるはず、と思いました。それでオーディションを行って選抜したのが、RYUのメンバーです。
 
 今回のRYUとの公演のように、他ジャンルの音楽家とコラボしたり、オリジナル楽曲をつくったりするのは、僕が雅楽という古典音楽に自信を持っているからです。誤解している方もいるんですけど、僕が宮内庁を辞めたのは、古典が嫌だったからではないんですよ。宮内庁にいなくても雅楽はできるんです。どこに所属しても古典を立派に演奏し続けられる自信があったから、組織や肩書きに自分の動きを左右される必要はないと思って辞めたんです。
 
 公演では、ともかく僕ら自身が楽しみたいですね。演奏を通じて異国人同士が楽しさを共有している空気をお客様に伝えたい。国際親善って音楽の力を使えば、こんなにも簡単にできるものなんだということが伝わったらいい。政治家が行う親善活動よりも、よっぽど効果があるんじゃないですか(笑)。
 
(インタビュー・文 佐藤学 /写真 Nori)
 
 
 
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東儀秀樹(とうぎ ひでき)
1959年生まれ 東京都出身
 

奈良時代から1300年以上にわたり雅楽を世襲してきた東儀家に生まれる。父の仕事の関係で幼少期から10代前半までをタイ、メキシコなどで過ごし、様々な音楽に触れた。

帰国して高校を卒業すると宮内庁楽部に入り、雅楽の道へ。宮中儀式や皇居での演奏会などに参加した。1996年に、宮内庁を退職。アルバム『東儀秀樹』でアーティストとしてデビューする。

古典と現代音楽を融合させる活動を展開し、様々な歌手や演奏家とコラボレーションをするなど、精力的に活躍の場を広げている。

その他のCD作品は『雅楽』『日本の歌』など。著書に『すべてを否定しない生き方』(KKロングセラーズ)、『東儀家の子育て~才能があふれ出す35の理由~』(講談社)がある。

公式サイト
http://www.togihideki.net
ブログ
http://ameblo.jp/togihideki
フェイスブック
https://www.facebook.com/igotlived

 
 
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公演情報 ~東儀with RYU2016~ 
 
出演 東儀秀樹(篳篥・笙)
RYU(二胡、琵琶、笛奏者から成る新ユニット)
   
曲目 大河悠久、New Asia、リベルタンゴ 他、数々の名曲を演奏予定 
   
東京公演
日時 2016年3月19日(土) 12:30開演/16:30開演〈全2公演〉
   
場所 Bunkamura オーチャードホール
   
価格 S席 \7500 A席 \6000(税込)
   
お問合せ チケットスペース 03-3234-9999
   
大阪公演
日時 2016年3月20日(日) 16:30開演/19:30開演全〈全2公演〉
   
場所 ビルボードライブ大阪
   
お問合せ ビルボードライブ大阪 06-6342-7722
   
チケット代などの詳細はこちら
 
(取材:2015年12月)
 
 
 
 

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