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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW


 
プロフィール 1962年イタリア・アヴェッリーノ生まれ。タレント・実業家。ナポリ建築大学在学中に父の友人に同行して来日。日本に強い魅力を感じ、生活基盤を日本に置くことを決意する。日本では、明海大学経済学部を卒業後、文化人タレントとしての活動をスタート。NHK教育テレビ 「NHK外国語会話 イタリア語会話」 への出演をきっかけに、バラエティやスポーツ番組などで人気を博す。テレビでのほのぼのとしたイメージのいっぽうで、男性ファッション誌 『LEON』 ではモデルとして 「ちょい不良オヤジ」 の代名詞的存在となり、セクシーな “オヤジ世代” の印象で知られるように。実業家としても 「コチネッラ」 を始めとする飲食店経営など多角的にビジネスを展開。日-伊の文化交流に寄与している。『バール・ジローラモ―南イタリアのおいしい話を召し上がれ』(角川書店)、『パスタとワインと豚のシッポ』(ワニの選書)など著書も多数。
 
 
 
「仕事ができる人というのは、どういう人か?」――そう問われると、答えは十人十色だろう。経常利益をあげること、株価に好影響をもたらす結果を残すこと、顧客満足度を高めつづけること・・・。なるほど、それらは、どれをとってもまっとうな評価軸であり、ビジネスパーソンにとって必要不可欠の要素だ。だが、「仕事も人生もデキる人」となると、答えはどうなるか? 自分らしい仕事、自分らしい人生を送り、最大の満足を得たい。それは誰しも共通の憧れであり、理想的な姿である。そのためには、仕事に追われたり、仕事に支配されるのではなく、仕事を巧みに人生の糧にする術が必要だ。そこでB-plusはパンツェッタ・ジローラモ氏に注目した。「ちょい不良オヤジ」 が代名詞となり、もはや日本で最も知られたイタリア人と言ってもいいジローラモ氏から、粋な仕事人になるための極意を探ってみた。
 
 

まずはハッピーであること

 
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 何はともあれ、ハッピーでいることが一番重要なんじゃないですか? たとえば、今日ここに来る前に、車で横浜のほうをぐるっと回ってきたんです(※取材は芝浦で行われた)。天気がいいから気持ちがよくてね、クルマを走らせているだけでぼくはハッピーになれた。このインタビューの後は人と食事に行くんですけど、それもハッピーなことの一つだよね。小さなものでも大きなものでもなんでもいいんです。ぶらりと散歩をするだけでもいいんですよ。ハッピーを見つけることが、まず人生において大事なことなんだと、ぼくは思っているんですよね。
 仕事だってそう。仕事に打ち込めば打ち込むほど、自分にも他人にも厳しくなりがちじゃないですか。特にぼくらのような年齢になってくると管理者になることが多いだろうし、お金のことが頭から離れなくなっちゃうとストレスもいっぱい溜まると思う。もちろんビジネスをするうえでお金のことを考えるのはとても大事なんだけど、それだと人間が変わっちゃうんですよね。だから、ぼくは儲けるより使いたいほう(笑)。 買い物をしたり、旅行に行ったり、おいしいものを食べたりね。
 もちろん、フラフラしているだけじゃなくてちゃんと仕事もしているんですよ。だけど、ぼくはワクワクすることだけを人に伝えたがるタイプだから誤解されがちなんです。だってそのほうがハッピーだから。
 人間関係についても、厳しい環境の中に結果があるのではなくて、ハッピーな雰囲気の中にこそ、いい結果が待っていると思うんですよ。たとえば上司と部下という関係ならばケジメは必要かもしれないけど、喋り方だけで言えば、相手が年上でも年下でも、ぼくは変わらない。ファッションも若者のアイテムを取り入れているけど、別に若者ぶっているわけではない。自分がハッピーだと思うことを自然にやっているだけなんです。それを人に伝えることが楽しい、それだけかな。
 
 
 
 

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