地域の食と流通を支える
青果中心の貨物運送業者
若い力が支える青果輸送の現場

洋輔 一般貨物は基本的に「ここからここまで運んでいくら」というように、距離で運賃が決まることが多いんです。しかし青果物は、同じ大型トラックでも積む量によって売上が大きく変わってきます。例えば一般貨物なら、50ケース積んでも800ケース積んでも運賃は大きく変わりません。一方で青果は、シビアな条件がある分、積み込んだ分だけ収益につながります。であれば、私たちの力で毎日しっかり結果を出せる仕事を取っていこうと考えたんですよ。
荻原 同じ運送でも、仕事の組み立て方が全く違うんですね。鮮度も大事ですし、時間にも厳しい世界だからこそ、やりがいも大きそうです。
聖子 実は、最初は一般貨物のほうが中心だったんです。でも、若手のドライバーたちがすごく頑張ってくれて、今ではすっかり専務が主導する野菜の運送が主力になりました。
洋輔 青果担当のドライバーには、私の同級生や後輩たちが自然と集まってきてくれました。実は私は幼い頃から野球をやっていて、野球つながりの仲間も多いんですよ。流通経済大学でも力を入れて野球に取り組んでいました。
荻原 流経大の野球部ですか。実績も多く、プロ野球選手も輩出している学校ですね。
専務取締役を務める甲洋輔氏
荻原 なるほど。チームワークや声かけ、礼儀正しさといった、スポーツに取り組む中で培われる基本的な精神が、そのまま仕事の質につながっていくわけですね。
聖子 そのうえ、弊社に所属するドライバーたちはみんな人柄が良いんですよ。私たちが営業をしなくても、ドライバーの仕事ぶりを見ていただいたお客様から声をかけてもらい、そこからまた新たな仕事につながることもあるくらいなんです。スタッフたちがお客様に認められるのはとても嬉しいですし、本当に感謝しています。
荻原 それは素晴らしいですね。「この人に運んでもらいたい」「きのえ運送のドライバーなら安心」と、多くのお客さんに認知されている証拠といえるでしょう。
