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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域の食と流通を支える 青果中心の貨物運送業者
きのえ運送有限会社 代表取締役 甲聖子

 
プロフィール 茨城県出身。1969年に両親が設立したきのえ運送(有)を受け継ぎ、代表取締役に就任。その後、厳しい経営状況にあった会社を息子であり同社の専務取締役を務める洋輔氏と共に立て直した。近年は群馬営業所の開設や倉庫業への展開も進め、若い世代が安心して活躍できる組織づくりにも注力。青果物輸送を中心とした運送事業を軸に、地域社会に必要とされる物流企業を目指している。
 
 
 
茨城県石岡市を拠点に青果物や一般貨物の運送事業などを手がける、きのえ運送有限会社。代表取締役の甲聖子氏は、ドライバーや社員にとって母のような温かさと、時に厳しさも持ち合わせた情の厚い経営者だ。急逝した先代社長の思いを受け継ぎ、息子であり専務取締役を務める甲洋輔氏と共に会社を支えてきた。人を何よりも大切にし、家族のように支え合える組織を守り続ける甲社長に、仕事にかける熱い思いを聞いた。
 
 
 

60年以上にわたり地域を支える物流会社

 
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インタビュアー 荻原次晴 (スポーツキャスター)
荻原 茨城県石岡市を拠点に運送業を営む、きのえ運送有限会社さん。実に60年以上の歴史がある老舗企業だそうですね。本日は、同社の聖子社長と、ご子息の甲洋輔専務にお話をうかがいます。先ほど駐車場を拝見したところ、大型トラックがずらりと並ぶ光景が圧巻でした。全部で何台くらいあるのですか?
 
聖子 50台以上あります。群馬県の営業所にも何台か車両を配置しているんですよ。
 
荻原 50台以上とは驚きました。しかも群馬県は私の地元でして、実は御社のトラックを見かけたこともあるんですよ(笑)。地域にしっかり根付いていることが伝わってきますね。主にどのような荷物を運んでいらっしゃるのでしょうか。
 
洋輔 みなさんの食卓に身近な野菜が中心です。群馬県では嬬恋村の名産である「嬬恋キャベツ」なども取り扱っていますよ。野菜は鮮度が大切で、温度管理・湿度管理に加えて届けなければいけない時間も決まっているので、特に質の高い物流を心がけています。
 
荻原 野菜や生鮮食品は鮮度管理が重要で、物流の中でも特に難しい分野だと聞いたことがあります。それをこれだけの規模で手がけておられるのはすごいですね。どのような体制で実現しているのか気になります、詳しくお聞きしていきましょう!