インタビュアー 八木裕(野球解説者)
田中 そうなんです。大学でもずっと野球を続け、卒業後は銀行に入行し、そこでも36歳まで社会人野球を続けてきました。銀行を退職した後は、服飾関係や不動産業などを経て、野球つながりでコーチをしていた時期もあります。そして、いつしか父の夢だったうどん店を開きたいと思うようになりまして。タイミングよく知人のご縁でこの店舗を譲っていただけることになり、前職を辞めてオープンしました。
八木 36歳まで現役で野球を続けてこられたんですね。それだけ長くプレーを続けるのは簡単なことではありませんし、本当に野球がお好きだったのだと伝わってきます。そうして紆余曲折あってこの店にたどり着いたわけだ。全く別の業界に挑戦するのは、勇気が必要だったでしょう。
田中 高校時代、岡山県倉敷市で一人暮らしをしていた時、うどんやそばを毎日のようにつくっていて馴染みがあったので、うどん店なら挑戦できると思ったんですよ。野球少年たちが食べに来てくれたら嬉しいな、と思いながら営業しています。
八木 実際に来てくれそうですよね。こちらに並んでいるさまざまなトッピングも魅力的です。これはどのように使うのですか?
田中 当店は「素うどん」や「かけそば」のように、ベースのうどんやそばをつくってお出しして、お客様ご自身で好きなものをトッピングしていただくスタイルにしています。数に制限はないので、好みに合わせて自由に組み合わせていただけるんです。セットのおにぎりにはあえて味を付けていないので、好きなふりかけを選んで自分でかけてもらうんですよ。

田中 ありがとうございます。日々メニューも変えていて、カレーうどんや三田牛のすき焼き、寄せ鍋うどんなどもつくりますよ。三田牛メニューにはこだわりがあり、有名店から仕入れています。お客様の声から発想して、メニューを決めて取り入れているんです。最近はカレーうどんが人気ですね。カレーには三田牛や野菜やキノコもたっぷり入れるなどして、自分でも試行錯誤しながらつくっています。
