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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

支援の先に社会を描く 就労継続支援のかたち
NPO法人ワンハート 理事長 徳永一樹

 
プロフィール 学業修了後、食品会社に就職し会社員としての経験を積む。その後、就労継続支援B型事業所を運営する会社に転職し、福祉業界での実績も積み上げた。その中で、一般企業との大きなギャップを感じたことで、自身が理想とする職場づくりをしたいとの思いから独立し、2016年に(特非)ワンハートを設立。現在は、京都市と綾部市にて就労継続支援B型事業所を運営している。
 
 
 
京都府京都市を拠点に就労継続支援B型事業所を運営するNPO法人ワンハート。理事長を務める徳永一樹氏は、もともと一般企業から福祉の仕事に転職した経歴の持ち主だ。一般的な企業や社会と、福祉業界との間での認識の違いや大きなギャップを感じたことをきっかけに、自身が運営する事業所の職員たちには「一支援員の前に一社会人であれ」という理念を伝えているという。そんな徳永理事長の仕事への思いについて詳しく聞いた。
 
 
 

地域に根差した活気あふれる事業所

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 本日は、京都市下京区の阪急・大宮駅および嵐山線・四条大宮駅の近くで、NPO法人ワンハートさんが運営する就労継続支援B型事業所にお邪魔しています。お聞きしたところでは、こちらは今年2026年で10周年だそうですね。
 
徳永 そうなんです。2016年にこの事業所をオープンしまして、おかげさまで10年を迎えることができました。
 
タージン この地域にとってなくてはならない場所として定着している証でしょうね。利用者さんも多くいらっしゃって、職場内もすごく活気にあふれています! こちらではどのような作業を行っておられるんですか?
 
徳永 害獣・害虫の忌避剤の封入や、大正時代のデザインを復刻したポストカードなどの封入、箱折りやパッケージへのシール貼りといった軽作業が中心です。ほかにも、エクセルを使った作業やデータ入力、SNSの更新やホームページ作成といった、パソコン作業や事務作業なども行っておりますよ。
 
タージン 作業内容も非常に幅広いんですね! デジタル系の仕事もあるというのは、利用者さんにとっても選択肢が広がりそうです。私自身、B型事業所のお手伝いをしていますので、その人それぞれに合ったお仕事を見つける重要さはよくわかります。徳永理事長がどのような思いを持ってこの事業所を運営しておられるのか、詳しくお聞きしていきましょう。