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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

金融40年のプロが伝授
4歳から学ぶお金の知識

 

40年以上ものキャリアを積んだ金融のプロ

 
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荻原 大谷代表が現在の活動をしようと思われた経緯が気になりますね。これまでのご経験についてもお聞かせください。
 
大谷 私は、かつて日本の四大証券会社の一角として知られた旧・山一證券株式会社に就職しまして、同社の自主廃業に伴い転職するまで17年間勤務していました。
 
荻原 山一證券といえば日本最大級の証券会社でしたよね。戦後の日本経済を支えた大企業がバブル崩壊後に経営破綻したという事実は衝撃的でしたし、非常に大きなニュースになったのを覚えています。
 
大谷 おっしゃる通りです。それから群馬県内の信用金庫に転職しまして、定年退職を迎えるまで24年間勤務しました。その後、ファイナンシャルプランナーとして独立し、2022年に開業したんです。トータルで数えると、金融や資産運用のサポートなどの業務に携わって40年以上になります。
 
荻原 40年以上のキャリアをお持ちとはすごい! まさしく経験豊富なプロフェッショナルというわけですね。その中で、現在のような子ども向けの金融教育などの取り組みを始めたのはなぜだったのでしょう?
 
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大谷 これまでの経験上、投資や資産運用などに関するセミナーは数あれど、お金に関する知識を正しく伝えようとする趣旨のものがほとんどなかったからですね。そして、そのようなセミナーを受講する方や投資や資産運用の相談をする方が、セミナー講師や証券会社の社員などに言われるがままに投資し、結果的に損失を被ってしまうケースも多く見てきたんです。
 
荻原 それで正しい金融知識を学べる場をつくろうと思われたんですね。
 
大谷 そうなんです。それに、損をしたとしても当人の自己責任として完結させてしまう金融業界全体の風潮にも疑問を抱いていました。顧客に投資を勧めるのであれば、勧めた側が金融リテラシーも一緒に教えるべきだと思うんですよ。先ほどの話にもあったように、これまで金融に関することは学校などでは教えてくれませんでした。しかし、日本の経済状況も過去と現在では大きく変わり、年金や社会保障などの諸問題も相まって、老後の生活のために投資や資産運用を行うのが一般的になってきています。だからこそ、金融知識や経済・社会の流れを読み取って動ける判断力が重要になってくるわけです。そこで子どもの頃からお金を扱う感覚を養うためのセミナーにも、力を入れて取り組んでいます。