B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

利用者のニーズを満たす
最適な福祉用具を提供

 

会話からニーズを読み解き、迅速に対応

 
glay-s1top.jpg
濱中 K2福祉用具サービスの特色について、おうかがいしたいです。
 
川島 一つは、最新の知識を常に取り入れている点でしょうか。ホスピスや介護事業所の方々と勉強会を行い、新しい用具やサービスについて情報共有しています。
 
濱中 勉強会ではどのようなことを行っておられるのでしょう?
 
川島 最新の福祉用具を実際に見て、使っていただくなどしています。機能や使い心地の感想を、ご提案の際に活かしているんです。
 
濱中 現場と連携しながら、実用性の高いサービスを追求されているんですね。では、日々のお仕事の中で特に大切にしていることはありますか?
 
川島 やはり、ヒアリングですね。施設職員さんやケアマネさんからお話をうかがう際、ニーズを読み取るよう努めています。利用者様によって状況も考え方も異なるので、言葉を交わして相手を知ろうとする姿勢が欠かせません。加えて、搬入のスピードも大事にしています。その日の夕方までにご注文いただければ、翌日にはお届け可能ですよ。特に重い症状のある利用者様には、早急にお手配する必要があります。
 
濱中 辛い状況の方のご負担を少しでも早く和らげたい、という思いですね。ちなみに、福祉用具以外も取り扱っているとお聞きしました。
 
glay-s1top.jpg
川島 利用者様が施設に入居する際に必要な家具・家電のレンタルも行っています。居期間が読めない中での購入や、ご家族様自身での搬入は負担になりますから、その齟齬を解消するために、テレビや冷蔵庫、衣装ケースなどの貸し出しに対応し、サイズの計測や設置も引き受けているんですよ。
 
濱中 生活全体を見据えたサポートですね! 今後に向けて、どのような展望を持っておられますか?
 
川島 老人ホームの開業を目指して頑張っています。自社で運営する老人ホームと福祉用具を連携させれば、より充実したサービスを提供できるはず。もちろん、スタッフも自社できちんと育てたいです。働く一人ひとりが悩みや疑問を遠慮なく言い合える、風通しの良い会社でありたいです!
 
濱中 プレイヤーだけでなく、ベンチにいる人やスタッフの“環境”が整ってこそ、チームは強くなる。まさにチームづくりですね。お話をうかがって、対話による関係構築こそ川島社長の事業の生命線であると感じました。これからも福祉用具などのレンタルを通じ、多くの方を支えていってくださいね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
常に「もっと良くするにはどうすれば良いだろうか」と考えながら仕事に取り組むことです。業務の効率化を図ったり、利用者様にもっと居心地良く過ごしてもらえるにはどうしたら良いか考えたりしています。それが楽しみになっているんですよ。
(川島一希)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社K2/K2福祉用具サービス
■ 本社 〒592-8345 大阪府堺市西区浜寺昭和町2-277-7
■ 事業内容 福祉用具貸与事業
■ 設立 2024年1月
■ 従業員数 3名
■ 主な取引先 小山株式会社/ウェルファン株式会社/株式会社アマノ