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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

利用者のニーズを満たす 最適な福祉用具を提供
株式会社K2/K2福祉用具サービス 代表取締役 川島一希

 
プロフィール 大阪府堺市出身。20歳頃からさまざまな職業を通じて経験を積み、自動車ディーラーを経て配送業に転職した。その会社で福祉用具の配送を担ううちに仕事を意義深く感じ、福祉用具専門相談員の資格を取得。介護施設を運営する会社で経験を積んでから、(株)K2を設立した。現在、福祉用具・家具家電を貸与するK2福祉用具サービスを運営している。
 
 
 
福祉用具を必要とする人の暮らしを支え、その家族や介護職の負担を軽減する。そんな重要な役割を担うのが、車椅子や手すりなどの福祉用具だ。大阪府堺市に本拠を構える株式会社K2は、福祉用具の貸与を通じて利用者一人ひとりに寄り添うサービスを展開している。未来に向かって高い目標を思い描く代表取締役の川島一希氏に、その考えをうかがった。
 
 
 

大阪一円をカバーする福祉用具サービス

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 株式会社K2の川島社長にお話をうかがいます。K2さんでは福祉用具の貸与、いわゆるレンタルサービスを手がけておられるそうですね。
 
川島 はい。K2福祉用具サービスと銘打って、堺市を拠点に、北摂から南大阪まで幅広く対応しています。取り扱っているのは、介護ベッドや車椅子、手すりなどさまざまな福祉用具です。主に老人ホームの職員さんやケアマネジャーさんを通じてご依頼をいただいており、利用者様の状態に応じて、こちらから適切な用具をご提案させていただいています。
 
濱中 ただ用具を届けるだけではなく、使う方に合わせた提案をされているんですね。
 
川島 ええ、利用者様に寄り添ったレンタルを心がけています。利用者様の体格や病状なども考慮して選定しているんです。自力でトイレまで歩けるのか、起き上がりはできるのか、それらに介助が必要なのかなどで最適な用具は変わってきますからね。私自身、福祉用具専門相談員の資格と卸業者での商品知識があるので、安心してご相談いただければと思います。
 
濱中 “道具を届ける”ではなく“安心を届ける”お仕事ですね。現役時代、私もトレーナーさんや用具係の方にずいぶん支えてもらいました。まさに、縁の下の力持ちの存在だと思います。