
インタビュアー タージン(タレント)
中西 もともとは建築資材の営業をやっていたんです。まさか自分がお花屋さんをすることになるとは思っていませんでした。
タージン これはまた意外ですね。では、どんな形でお花の仕事と出合われたのでしょう。
中西 建築資材の営業として6年勤めました。働く中で、もっとお客様に寄り添い、お客様を笑顔にできる仕事がしたいと思うようになったんです。そして、結婚、出産を機にいよいよ転職しようとしていたところ、営業先で知り合った社長さんから、「生花店を買い取って経営に乗り出すから一緒にやらないか」と提案されまして。
タージン 思いも寄らない巡り合わせですね。
中西 びっくりしましたね。でも、自分のやりたいことにぴったり当てはまると思いましたし、それまでの営業の仕事ぶりを認めてくれていたのも嬉しかったんです。ですから、その提案を引き受けました。出産後だったので初めはパートとして働いていたものの、心の中では、「いつかお店を買い取って自分でやっていこう」と決めていました。それから1年半経った2022年に事業承継が実現し、Hanaemonをスタートすることができました。