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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

IT×障がい者福祉で
地元印西の活性化に貢献

 

福祉を通じて地域活性化につなげていきたい

 
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クリス これまでのお話をうかがって、村井代表が福祉事業を通じて地域全体を元気にしたいという強い思いが伝わってきました。
 
村井 ありがとうございます。この印西市は、今でこそ「データセンター銀座」と呼ばれ、IT関連の大規模な設備がどんどん建設されています。でも、それによって栄えているのは、実は市内のほんの一部だけなんですよ。
 
クリス えっ、そうなんですか?
 
村井 ええ。一部の地域に投資が集中しており、それ以外の地域は置いてきぼりです。特に私が育った地域は子どもの頃とは大分景色が変わっていました。だからこそ、地元の活気をもう一度取り戻したいと、強く感じるようになりました。
 
クリス それで、グループホームの展開も印西市に特化されているんですね。
 
村井 そうなんです。印西市には障がい者福祉施設の数自体がまだまだ少なく、困っている方が多いという話をたくさん耳にしていまして。そこで現在、3棟のグループホームを運営しており、今後もさらに増やしていきたいと考えています。それに、印西市は東京都心部からのアクセスも良く、環境も落ち着いていますから、都内や他県などから引っ越してきてくださるご家族も増えてほしいですね。福祉の仕事を通じて、地域の活性化や町おこし、人口増加にもつなげていきたいです。
 
クリス 地域を福祉で元気にするとは、とても素敵なアプローチだと思います!  さらなる目標もぜひ教えてください。
 
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村井 将来的には動物保護の活動にも取り組んでいきたいですね。犬や猫などの殺処分を減らし、アニマルセラピーと連携した施設をつくりたいと考えていまして。福祉と動物、どちらの側からも癒しの循環をつくれるような場所を提供したいですね。福祉施設はまだまだ不足していますので、30棟の運営を目指します! そして、私が生まれ育った故郷の印西市を福祉の街として確立していきたいです。
 
クリス 30棟ですか! すごい! 本当に村井代表の思いは深くて、あたたかくて感動しますね。それに、厳しく結果を求められるIT業界で活躍しておられた村井代表が、現在では人の心に寄り添うお仕事をなさっていることにも、非常に胸が打たれます。これからも印西市の福祉をさらに充実し、地域全体を元気にしていってください。私も応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
何事も主体性を持って取り組むことですね。誰かに言われた通りにするのではなく、自分自身がやると決めた目標に向かって突き進んでいくことが、仕事の楽しみにつながると思います。
(村井新太郎)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 障がい者グループホームKEN/KBJC合同会社
■ 木下東1号棟 〒270-1323 千葉県印西市木下東4-13-1
■ 木下東2号棟 〒270-1323 千葉県印西市木下東2-8-20
■ 小林1号棟(8月オープン予定) 〒270-1318 千葉県印西市小林1605-40
■ 事業内容 グループホーム運営を中心とした福祉事業
■ 創業 2024年6月
■ 従業員数 10名
■ ホームページ https://grouphomeken.com/
■ Instagram https://www.instagram.com/grouphomeken/