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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

多種多様な種類の食品が
一点から卸値で購入可能

 

両親がつくった日本酒を全世界に広めたい!

 
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タージン お話をうかがっていて、古宮代表の事業に対する信念と熱意が、とても伝わってきました。ところで、ご両親がつくったという日本酒「泉州の翼」についても、さらに詳しいお話をぜひ知りたいです。
 
古宮 「泉州の翼」は、関西国際空港が開業した当時、和歌山にある酒蔵の杜氏さんと試行錯誤を重ねて両親が生み出した銘柄です。実は、一度は販売終了となったこの日本酒を復活させたいとの思いを込めて、屋号を「つばさ屋」としたんですよ。皆様に信頼いただけるよう実績を積み上げるべく邁進しながら、新たに酒類販売業免許を取得し、2024年に販売を再開することができました。母親も喜んでくれて、私も嬉しかったですね。
 
タージン 素敵なお話ですね。待望の復活ということですから、地元の方々にも広く周知されているのではありませんか?
 
古宮 ええ。「懐かしい」と喜んでくださっている方も少なくありません。再販できて本当によかったと実感しています。
 
タージン 念願だった「泉州の翼」を復活させられた今、これからの新たな目標をうかがいたいです。
 
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古宮 地元住民の皆様に「ここなら他店にはない商品も取り扱っている」と思っていただける、いわば“地域の大きな冷蔵庫”として、より多くの方につばさ屋を知ってもらいたいと考えています。さらに、海外販売やふるさと納税の返礼品も視野に入れながら、両親の思いの詰まった「泉州の翼」をゆくゆくは日本全国、全世界に広めることが目標ですね。
 
タージン ご両親の思いを受け継いでスタートされた、つばさ屋さん。日本酒の復活に留まらず、社名の通り翼をさらに広げるべく努力をし続ける姿勢に感服しました。約1000アイテムもの膨大な商品を集めることができたのも、古宮代表やスタッフの皆さんの営業や企業努力が成し得た成果に違いありません。今日のお話をうかがって、海外進出も見据えておられる熱意に圧倒されましたよ。今後も、“地域の大きな冷蔵庫”として堅実に地固めをしつつ、世界にその翼を羽ばたかせていってほしいと心から思います。本日は素晴らしいお話をありがとうございました!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私にとってこの仕事の一番の楽しみは、お客様と直接お会いして、声をお聞きすること。オンライン販売が主流になりつつあるこの時代だからこそ、お客様と接することが仕事のやりがいであり原動力になっています。
(古宮宏幸)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 総合食品卸 つばさ屋
■ 所在地 〒597-0053 大阪府貝塚市地蔵堂111-1
■ 事業内容 食料品、飲料、調味料、酒類などの卸売
■ 創業 2017年6月
■ 従業員数 5名
■ ホームページ https://tsubasaya.net/
https://tsubasaya.base.ec/ (販売サイト)