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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

労務管理から助成金まで
会社運営をトータル支援

 

人の縁に導かれてさまざまな資格を取得

 
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タージン 石山代表は、学生時代から社労士や行政書士を目指しておられたのでしょうか。
 
石山 いえ、高校・大学とラグビーに打ち込み、左プロップとして汗を流していました。そして卒業後は地方銀行に入行したんです。そこでは、窓口から融資、外交まですべて経験しましたよ。ただ、バブル崩壊直後で、銀行も厳しい時期でしたね。
 
タージン 銀行が、いわゆる貸し渋りや貸しはがしをしていた頃ですね。
 
石山 はい。その状況でも私は、お客様のためになんとかしたいと奔走し続けたんです。その結果、無理をし過ぎて心が疲弊してしまい、5年半で辞めることになってしまいました。その後、引きこもりのような期間もありましたね。
 
タージン それほど、真剣にお仕事と向き合っておられたのでしょう。お客さんを第一に考える石山代表の姿勢が伝わってくるエピソードです。そこからどのように社会復帰されたのかも気になります。
 
石山 ラグビー部の先輩が助けてくださったんです。その方とのご縁から吉本興業の子会社に入社させていただき、そこで堺市の「堺まつり」などに関わりました。ただ、ブランクがある中で頑張りすぎたのか、また少し体を壊してしまいましてね。
 
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タージン 関わる人のために常に全力投球をする石山代表は、人一倍頑張り過ぎてしまうのでしょうね。
 
石山 迷惑をかけるので社長に「退職します」と言うと、「設備管理を行う関連会社に移って、体を治しながら働いたらどうだ?」と言っていただけました。本当にありがたかったですね。こうした人との巡り合わせに、心から感謝しています。
 
タージン 石山代表の周りの方々も素晴らしい人ばかりですね。素敵な人とのご縁に恵まれたのも、やはり、石山代表ご自身が人のために頑張り抜く方だからだと思いますよ。設備管理の仕事はいかがでしたか?
 
石山 やりがいがありました。社長の後押しもあり、仕事をしながら電気工事士やビル管理の資格を取得しましたし、さらに、将来に向けて社会保険労務士と行政書士の資格試験にも挑戦したんです。3年で社会保険労務士、2年で行政書士を取得でき、その後、いろいろな方とのご縁があって2015年に石山社会保険労務士・行政書士事務所を設立しました。
 
タージン 資格はもちろん、いろいろなご経験も石山代表の大きな強みですね。