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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

50年以上の伝統を継ぎ
給食で地域の健康に貢献

 

給食業界のイメージを変える斬新な取り組み

 
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水野 なかなかスポットライトが当たらず世間とのギャップも多い給食業界のイメージを変えたいという四ツ井社長の思いが伝わってきました。実際に取り組んでいる内容も、ぜひうかがいたいです。
 
四ツ井 いくつか進めている中で、特に力を入れているのが、ずばり「筋肉給食」というものです(笑)。
 
水野 筋肉給食!? 非常にインパクトの強いネーミングですね(笑)。
 
四ツ井 簡単に言えば、ボディビルダーやアスリートなど、身体を鍛えている方を社員として迎え、その活動を支援するという取り組みです。というのも、実は私は埼玉県内でトレーニングジムも経営しておりまして。トレーニングの費用や、毎月のプロテインの購入代金、さらにはボディビル大会への出場費なども弊社が負担しているんですよ。
 
水野 大量調理はたくさんの材料を運んだり、大きな鍋をかき混ぜたり、体力を使う作業が多いでしょうし、身体を鍛えたい人にとっては業務そのものがトレーニングになりそうです。それに、トレーニングには栄養バランスの良い食事も欠かせませんし、栄養管理の知識も身に付くのはいいですね。
 
取り組みの一環としてジムをオープン!
取り組みの一環としてジムをオープン!
四ツ井 弊社には多くの栄養士が在籍していますから、栄養面での相談も気軽にできますしね。作業的にも筋力がある人が向いていると思いますし、私自身もトレーニングをしているので、とても良い取り組みではないかと自負しているんですよ。
 
水野 近年では身体を鍛えることが趣味という人も増えていますし、注目を集められそうです。ほかの取り組みも気になってきました。
 
四ツ井 最近では、動画配信サービスのTiktokを利用し、弊社や給食業界の魅力を発信しています。また、弊社の系列会社の経営を20代の若い人材に任せていまして。このような若い人材が活躍していることも広く伝えられれば、同世代の人たちに給食業界で働くことの魅力を感じてもらえるのではないかと考えています。