B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

金属機械などへ特殊塗装
利他の精神で社会貢献も

 

金属塗装や機械塗装を手がけ、急成長中

 
glay-s1top.jpg
矢部 あらためて、内田産業さんの主な事業内容について教えてください。
 
内田 各種金属や機械の塗装を手がけています。自動車関連ですと、自動車本体に塗装するのではなく、部品の工作機械の塗装になりますね。
 
矢部 一般的に塗装業者といえば建築関係が多いイメージでしたから驚きました。具体的にはどのような部品なのでしょう。
 
内田 例えば、車のドアは流線形と言いまして、あれはプレスで圧縮して流線形になるんです。そのプレス機器の塗装を行っています。
 
矢部 なるほど。となると、かなり特殊な塗装という印象です。
 
内田 そうですね。弊社では、工作機械や建設機械部品の塗装をメインに行っています。それから、お店の窓枠や冊子の塗装のご依頼も多いです。ほかにも、床塗り・屋根塗装や各種配管や溶接関連の塗装なども手がけております。
 
矢部 あらためて考えると、私たちの日常生活の身の回りには、塗装が施された物で溢れているんですね。内田産業さんは、幅広い分野の塗装を手がけていらっしゃいますから、とてもお忙しいのではと思います。
 
glay-s1top.jpg
内田 ええ。ただ、最初は苦労しました。独立した当時は、500件くらい営業に回ったんですよ。箸にも棒にもかからないような状況で諦めかけたこともありました。しかし、ある大手企業様が、私の飛び込み営業をおもしろがってくれましてね。そこでお仕事をいただけるようになって、他社からの信用にもつながり、それから順調に右肩上がりといった感じです。ありがたいことに、現在では多くの企業様と取り引きさせていただいています。
 
矢部 お客さんに対して確かな仕事でお返しして、実力で成長してきたわけですね。ちなみに、御社ならではの強みについては、どうお考えですか?
 
内田 長年の経験で培ったノウハウを活かし、高品質な施工を実現していると自負しております。私が弊社を立ち上げた理由として、お手頃な価格で高品質の塗装をご提供したいという気持ちがありましてね。そのポリシーは継続していますよ。