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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人々の笑顔を大切にする
建築板金工事の老舗企業

 

業界の“宝”として若い社員を大切にする

 
矢部さんが経営するお店に飾られた
沼尾社長製作の銅製カバン
YABEKEに飾られた若手職人作成の銅製のカバン
矢部 沼尾社長がお仕事の中で大事にしていることはなんでしょうか。
 
沼尾 楽しく仕事をすることですね。それは自分だけが楽しければ良いというわけではありません。社員はもちろん、お客様やこの仕事に関わる方々全員が仲良く、楽しくなれるような仕事を心がけています。
 
矢部 建設業界の職人さんは、一般的に気難しい方が多いイメージがあります。でも、沼尾社長からはとても温和なお人柄が伝わってきますよ。
 
沼尾 ありがとうございます。私には尊敬する先輩がおりまして、その方は部下や後輩を怒鳴ったり理不尽に叱ったりは決してしなかったんです。そのような人格や作業をする姿がかっこよく感じて、見習いたいと思ったんですよ。もちろん、作業は人の手でするものですから、当然ながらミスはあるものです。しかし、それを責めるのではなく、どうすれば改善できるかを考えるのが重要ですね。
 
矢部 素敵なお考えだと思います。ホームページのブログを拝見していますと、社員の方々とも親しく接しておられる様子がわかりますね。
 
沼尾 私は社員とのコミュニケーションも大事にしているんです。仕事とは人生の中でも多くの時間をかけるものですから、嫌々過ごすよりも楽しく過ごせたほうが良いですからね。
 
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矢部 社員のみなさんも楽しく過ごせると、また頑張ろうというモチベーションアップにもつながるでしょうね。それに、拝見していると若い社員さんが多く見受けられます。建設業界は高齢化や人手不足が進んでいるといわれる中、それをまったく感じさせないですね。
 
沼尾 おかげさまで、弊社では20代から40代の若い世代の社員たちが頑張ってくれています。若い社員たちは、この業界の“宝”だと考えているんですよ。将来、私たちの世代が引退した後、この業界を背負う人材たちですからね。だからこそ、この仕事が楽しいと思ってもらえるよう社員たちを大切にしたいと思っています。
 
矢部 社員のみなさんも、沼尾社長が自分たちを大切にしてくれていると感じているでしょうし、気持ち良く仕事ができるのではないかと思いますよ!