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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ライフラインを守り抜く きれいで丁寧な水道工事
株式会社セプテム 代表取締役 吉岡満樹斗

 
プロフィール 東京都出身。ニッカポッカを履いて汗を流す姿にあこがれ、十代で鳶職人の世界へ。その後、水道工事の会社に転職。結婚を機に船橋に拠点を移し、さらに水道工事の知識を深めて技術を磨く。2018年12月自治体の指定業者になるため給水装置工事主任技術者・排水設備工事責任技術者の資格を取得。幅広い人脈を築くなどの準備も整えたのち、2019年1月に(株)セプテムを立ち上げた。【ホームページ
 
 
 
千葉県船橋市の株式会社セプテムでは、高い技術力で水道工事を手がけることで、住宅や店舗で大切なライフラインを支えている。吉岡満樹斗代表取締役は、見えなくなる配管であっても美しく施工することを重視。事故を防ぐため道具の置き方にもこだわるなど常に丁寧な工事を心がけている。「生まれ変わっても水道工事の職人になりたい」と語る吉岡社長に、仕事のやりがいや未来の展望をじっくりとお聞きした。
 
 
 

ライフラインを支える水道工事の仕事に感動

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 千葉県船橋市に拠点を構え、住宅や店舗の水道設備工事を手がける株式会社セプテムさん。まずは、吉岡社長が独立するまでの歩みを教えていただけますか。
 
吉岡 私は東京都青梅市で生まれ育ちました。ニッカポッカを履いて汗を流す姿にあこがれて、十代で鳶職人の世界飛び込んだんです。ただ、若かったので仕方ないものの、与えられる仕事も雑用ばかりで、ただ毎日淡々と仕事をするだけでおもしろくはなくて・・・。そんなときにたまたま現場で一緒になった水道工事の職人が、泥だらけになりながら臨機応変に配管をしたり水道施設を組み立てたりしているところを見て、おもしろそうだと感じたんです。
 
水野 高所で颯爽と仕事をする鳶職とは、また別の魅力を見出したわけですね。
 
吉岡 ええ、人が生きるうえで必要な水、生活に必要なライフラインを支える仕事に感動したんです。そこで水道やガス工事の会社に転職しました。そこは道路を掘り返して管を埋設する公共工事が中心の会社でした。やがて結婚を機にこの船橋へ移り住みまして。住宅や店舗など、よりお客様の暮らしに身近な場所の施工をするようになり、ますます水道工事の奥深さを知りましたね。
 
水野 同じ水道工事でも、道路と住宅ではどのような点に違いがあるのでしょう。
 
吉岡 道路の工事は、本管を敷設するなどそれぞれの敷地に管を引込む施工などが主になりますが、建物の工事では引き込まれた管をさらに建物まで敷設したり、建物内外に水道管・排水管を敷設したりするのが主になります。当時、仕事を教わっていた方に「ただ目の前の管をつなぐだけでなくゴールを見据えて、何のために何をしているのか考えて工事をする」という心構えや、知識や技術を教わりました。すると、ますます私の中で水道工事がおもしろくなり、「もっと上手になろう・なんでもできるようになろう」という意欲が湧き上がってきたんです。
 
水野 その意欲が独立への道を切り開いたようですね。
 
吉岡 はい。もともと私は親方として現場に立つことを目指していたことに加え、現場で仲良くしてくださった左官工事の親方が会社を切り盛りする様子を間近で見て、開業し自分もやってみたいという気持ちがさらに高まりましたね。