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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

目元をトータルデザイン 魅力や美しさを引き出す
目元デザイン専門店 Red Rose 代表 望月幸子

 
プロフィール 静岡県出身。小学生の頃からミュージカルの舞台に立ち、女優を志すが断念し、自分には裏方が向いていると美容業界へ。ヘアメイクやエステティシャンの経験を経て、24歳からアイリストとして活躍の場を広げる。静岡市葵区でトータルビューティーサロンを8年間経営した後、2021年12月、同区内に目元デザイン専門店 Red Roseをオープンした。ブライダルや芸能関係などさまざまな現場で磨いた技術をマンツーマン施術に注ぎ、多くのファンを獲得している。
 
 
 
目元デザイン専門店 Red Rose(レッドローズ)は、人の印象を大きく左右するまつげやまゆ毛の施術、アイメイクに特化した美容サロン。その道12年の望月幸子代表はCM撮影や舞台演劇の現場でも活躍する経験豊富なプロフェッショナルで、常にサービスの向上と新たな技術への挑戦を忘れない。「店を訪れたお客様がカウンセリングや施術によって笑顔で帰る姿を見るのが一番のやりがい」と語る望月代表に、俳優の名高達男氏がインタビューした。
 
 
 

芸能関係の現場でも活躍するアイリストの店

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 静岡市で目元デザイン専門店 Red Roseを運営する、望月代表。私は目元デザインというお仕事を初めて耳にしました。いわゆる“メイクさん”に近いのでしょうか。
 
望月 はい。私は一般にアイリストと呼ばれる専門職の1人で、まつげやまゆ毛のトータルデザインと各種の施術を行っています。目元に範囲を絞っているものの、メイクアップアーティストの一分野という意味では、メイクさんで合っていると思いますよ。名高さんも俳優というお仕事柄、お顔のメイクをプロに任せることに慣れていらっしゃいますよね?
 
名高 そうですね、楽屋やメイクルームの鏡の前でじっとしている時間は多いほうですよ(笑)。そういえば、ここはちょっと楽屋っぽい雰囲気がありますね。だからなのかな、何となく居心地がいいです。
 
望月 そんなふうに言っていただけると嬉しいです。メイクルームと似ているのは、もしかすると私のキャリアが関係しているかもしれません。美容業界で15年余りの経験があり、おかげさまで芸能関係のお仕事を担当する機会も多く、CM撮影のロケに帯同したり舞台の演者さんのメイクを担当させてもらったりしてきました。そういう現場の空気というか、誰かを裏方として輝かせる仕事が好きだから、店の雰囲気にもそんな私のスタンスが影響しているのかもしれませんね。
 
名高 なるほど。この機能的でありながら落ち着く店内は、望月代表の仕事への姿勢を反映したものなんですね。