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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

荷物と一緒に思いを運ぶ
まごころの宅配サービス

 

街という名の舞台で、「思い」を運ぶ

 
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名高 塩見代表が仕事をするうえで大切にされていることはなんでしょう?
 
塩見 どうしたらお客様に喜んでもらえるかを常に考えることですね。飲食のアルバイトをしていたときも、大手運送会社に勤めていたときもその思いは変わらず、ずっと同じように考えていましたよ。
 
名高 お客さんファーストの精神が伝わってくるお話です。具体的にはどのようなことを心がけているのですか?
 
塩見 まずは印象も大事ですので、身だしなみをきちんと整えて清潔にすることは欠かせません。そして、お客様が気持ち良く感じる配達を心がけることですね。
 
名高 気持ち良く感じる配達について、もう少し詳しくお聞きかせください。
 
塩見 私は、運送というものは荷物を委託した方の思いの延長だと思っています。名高さんも誰かに物を送るとき、何かしらの思いも乗せているはず。その一人ひとりの思いを運ぶことこそが運送の仕事だと自負しています。ですから、荷物を運ぶというよりは、気持ちを運んでいる感覚なんです。そういった思いを今の軽貨物運送業界に一石投じて根付かせたいという気持ちもあって、会社を立ち上げたんです。
 
名高 素敵だなぁ。そこまで愛情を持ち、まごころ込めて荷物を運ぶ方に初めて出会いましたよ。役者も同様にまごころで演技しますから、お客さんに喜んでもらいたいという部分に何だかとても共感できます。
 
塩見 名高さんにそう言っていただけて嬉しいです。私はずっと役者を目指してきたからでしょうか、アルバイト時代も運送会社時代も「街は舞台」「自分は主役」という気持ちで過ごしてきました。常に観客に見られていると思って、車に乗った瞬間からスターとして振る舞うんです。
 
名高 ユニークだなぁ。私も役者として見習わないと(笑)。
 
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塩見 そのうえで、いつも考えているのはお客様に「この人にもう一度配達してもらいたい」と思っていただける配送なんです。
 
名高 でも、いくら印象が良くてもドライバーを指名することはほぼないですよね?
 
塩見 おっしゃる通り、指名はありません。だから個人的ではなく、会社として選んでもらいたいと考えています。自分の仕事にプライドを持って真摯に取り組んでいる姿を、きっと見てくれている人がいると信じています。