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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

中小企業を強力に サポートする社労士
社会保険労務士オフィストラスト 代表社会保険労務士 清水利行

 
プロフィール 埼玉県出身。学業修了後、大手運送会社に入社。最初に広島の建設業の事業所に配属され、ダム建設工事やプラント建設工事、橋梁架設などの業務に携わった。その後、通関などの部署を経て、管理部門に異動となる。安全管理や労務管理、建設業、産業廃棄物の許認可や社会保険に関する業務に携わったことから、社会保険労務士の仕事に興味を持ち、資格を取得した。2020年11月、神奈川県相模原市に社会保険労務士オフィストラストを開設。助成金申請などの業務を請け負っている。【ホームページ
 
 
 
労務に関する業務を取り扱う部署を持たない中小企業では、その環境をどのように整えればよいのかと悩みを抱える経営者がいる。その際に有効に活用できるのが条件に応じた各種助成金である。社会保険労務士オフィストラストでは、依頼主である経営者などに対して、使える助成金制度を案内している。また、働き方改革推進支援事業にも注力しているという。代表社会保険労務士の清水利行氏に話を聞いた。
 
 
 

中小企業をサポートする社労士事務所

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 社会保険労務士オフィストラストの清水代表にお話をうかがいます。独立前から社労士をされていたのですか?
 
清水 いいえ、以前は大手運送会社に長く勤めていまして。建設に関わる部署で現場監督として勤めたほか、通関、労務関係の業務に携わったことから興味を持ったんです。在職中に社労士の資格を取得して、2020年に独立しました。経営で頭を悩ませている事業主の方をどうやったら幸せにできるのかと考えたことがスタートでしたね。
 
水野 お仕事と並行して資格を取得されたとは、すごいですね! 現在、どのような方からの依頼が多いのでしょう。
 
清水 主に中小企業の経営者の方から相談が多いですね。前職のときに、協力会社である中小企業が適切な労務環境を整えられないことが多い現実を知りました。そういった企業を、日本の生産性の向上のためにも、社労士の立場でサポートしたいと思ったんです。
 
水野 大手の企業なら社内に労務を専門に扱う部署があっても、中小企業だと予算が出せない場合がありそうです。
 
清水 その通りです。当事務所に依頼していただくことで、労務環境を改善するためのアドバイスが可能です。よく利用をすすめるのが事業の発展に役立つ各種助成金で、手続きなどを請け負います。実は外国人関連の業務をするために行政書士資格も取得したものの、コロナの影響もありなかなか事業を広げられず、とにかく今は社労士の仕事に注力しています。